秋田城 あきたじょう

(秋田県秋田市・秋田県護国神社の近く)


「史跡秋田城跡」のパンフレットより

秋田城跡は奈良時代から平安時代にわたって、東北地方の日本海側(出羽国)に置かれた大規模な地方官庁の遺跡で、古代の政治、軍事、文化の中心でした。
西暦733年(天平5年)に、秋田村高清水たかしみず岡に遷された当初は「出羽柵いではのき」と呼ばれ、やがて西暦760年ごろ秋田城と呼ばれるようになりました。
奈良時代には出羽国の政治をおこなう「国府こくふ」が置かれ、また、津軽(青森)・渡嶋わたりしま(北海道)のほか大陸の渤海ぼっかい国(中国東北部)など対北方交易の拠点としても重要な役割を果たしていたと考えられています。


この「秋田城跡」を佐竹氏の城と勘違いして訪れる人がいるそうです。佐竹氏の城は「久保田城」です。ご注意ください。


外郭東門

外郭東門がいかくひがしもんと築地塀ついじべい
平成10年に復元されました。

東門
天平5年(733年)の創建時を基本として復元されています。
組み方は釘を使わず、全て”ほぞ式”で組まれています。
柱、桁には樹齢150〜200年の天然スギを、重量のかかる垂木にはヒバ、門の扉を支える唐居敷からいじきにはケヤキを使用しています。
築地塀
塀は門の北に15m、南に30メートルの長さで復元されました。
築地塀の積み土は3cmの厚さに突き固めた薄い層を約100層積み重ねています。
土は、色や質ともに秋田城の築地塀に使用された土と似た男鹿半島に近い若美町の土を使用しています。

外郭東門は史跡公園になっていて、いつでも見学できます。


秋田城跡出土品収蔵庫

秋田城跡出土品収蔵庫

開館時間:9時〜16時
休館日:冬期間(12月〜3月)
入館料:無料

ボランティア・ガイドさんがいます。

場所:外郭東門の道を挟んだ反対側にあります。



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