有島武郎 ありしま・たけお

明治11年(1878年)3月4日〜大正12年(1923年)6月9日


東京都出身。
札幌農学校卒。
その後、ハーバード大学などの大学院に学び、ヨーロッパ巡歴を経て帰国。
母校の英語教師を大正4年(1915年)まで務め、以後、作家活動に専念した。
白樺派に属す。
キリスト教的な倫理と人間の本能や個性の相克を主題とする作品を発表。
晩年は社会主義に共鳴し、北海道にあった農場を小作人へ開放したりしたが、最晩年は虚無的になり、人妻の婦人記者・波多野秋子と軽井沢で心中した。
代表作は『宣言』『カインの末裔』『迷路』『生れ出づる悩み』『或る女』『惜みなく愛は奪ふ』『宣言一つ』


有島武郎文学碑




有島武郎文学碑
(北海道札幌市・大通公園・西9丁目)





(平成22年5月26日)

【碑文】

小さき者よ 不幸なそして同時に幸福なおまえたちの父と母との
祝福を胸にしめて人の世の旅に登れ 前途は遠いそして暗い
しかしおそれてはならぬ おそれない者の前に道は開ける
 行け 勇んで 小さき者よ

有島武郎 「小さき者へ」から     実篤書




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