3.これが世界自然遺産?

(ブルーマウンテン~カウラ)


平成26年(2014年)4月28日・第3日目

午前8時頃、ホテルをチェックアウトして・・・・
今日はカウラに向う。
その途中、世界自然遺産で有名な(?)「ブルーマウンテン」に立ち寄るという。

「ブルーマウンテン」って、そんなに有名なの?・・・・世界遺産??
「ブルマン」ってコーヒーしか頭に浮かばないけど・・・
あ~あの山みたいな大きな岩か・・・・と頭の中に映像が浮かんだのだが・・・
私の頭に浮かんでいたのは、「エアーズ・ロック」だそうだ・・・(大笑)

午前10時半ごろ、「シーニック・ワールド・エントランス」という建物に到着した。
え~と・・・日本語に訳すと・・・・「風光明媚な世界の入口」・・・かな????(苦笑)
ここからトロッコ列車で下に降りるのだそうだ・・・
え?・・・・ということは、ここは山の上なのか?(汗)

 ケーブルカー乗り場から見た景色

今日は幸いにも天気が回復してくれた。
が・・・・昨日の雨のせい?・・・・霧が出ている・・・
それもまたいい景色かもしれない。

 ケーブルカー乗り場

トロッコ列車乗り場は急斜面である。
そこに下からトロッコ列車が登ってきた・・・・
う~ん・・・ディズニーランドとか、そういうような遊園地にあるような、ちょっと近代的な乗り物である。(笑)
これを「トロッコ列車」と呼ぶのは、ちょっと無理があるんじゃないか?(苦笑)
これはケーブルカーだろ?(笑)

 ケーブルカー

このケーブルカーは横一列に4人が腰掛けるようになっている。
しかも、ふんぞり返ると言うか、仰向けに寝ると言うか・・・そういう姿勢で乗るのである。
なぜならば・・・・

ケーブルカーは、この穴の中に“落ちていく”のである!(大汗)
あ~・・・この急角度だからねぇ~・・・・そういう姿勢じゃないと前につんのめっちゃうか?

座席の背もたれは手元のボタンで角度が変えられるように出来ている。
穴に“落ちていく”直前までは、身を乗り出して前方を見ているが、この後、穴の中に入ったら真っ逆さま!!(大汗)
急いで背もたれを倒して仰向けに寝る!(大笑)

で・・・・あっという間に到着!

 到着した駅!

 昔使っていたケーブルカー

昔使っていたトロッコ列車(ケーブルカー)が展示されていたが・・・・
これじゃなくて良かったなぁ~と思う。
これは、ちょっと怖い・・・(大汗)

  KATOOMBA
COAL MINE
1878

まもなく、ドドッと中国人観光客の団体に飲み込まれた!(汗)
いやはや、どこにでも出没する中国人・・・・
昔の日本の“農協”の団体も、こんな風だったんだろうなぁ~
田舎のオジチャン、オバチャン・・・・世界中に迷惑かけて観光したんだろうから、あまり中国人をとやかくいう事は出来ないかも・・・(苦笑)

ここは、鉱山だったようである。

森の中の遊歩道を歩いて移動する。

今度は、どこへ向うのかと思ったら・・・・ロープーウェイ乗り場・・・・
これから、今度は上に登るのだそうである。
降りたり登ったり、なんとも忙しいことよ・・・・

霧の中からロープーウェイがやって来た!
たまたま私が一番乗りとなる。
せっかくなので、先頭の一番見晴らしのいい場所を確保する。(大笑)
と・・・あとから、ドドッと中国人たちが・・・・(大汗)

中国人というのは、あれは、人口が多いせいなのだろうか?
他人の体に触れることを何とも思っていないようである。
後ろから押してくるわ、私の顔の脇からカメラを突き出すわ・・・
おい、おい・・・・(汗)
ちゃんと写真が撮れる様に譲ってやるからちょっと待てって!(怒)
腰をかがめて、後ろの人が写真が撮れるようにスペースを作ってやる。
この時、ニコリと笑って会釈したのは、一人のオバチャンだけ・・・・
他の連中は、会釈もなければ何もない・・・・
無表情のまま、我先にとカメラを突き出してくる。
てめぇら!会釈するとか、サンキューぐらい言ったらどうだ?(怒)
どういう教育を受けてきたんだ?・・・・と言いたくなるところだが、中国共産党の教育を受けてりゃ、こうなるか・・・(大笑)

頂上で、我がマイクロバスに乗り・・・(バスでここまで来れるの?あのロープーウェイは何だったんだ?)
今度は「エコーポイント」という場所に移動する。
「エコーポイント」??
私は、「エコ・ポイント」と勘違いして聞いていた。(苦笑)
どこが「エコ」なんだろう?・・・・・なんで「ポイント」がもらえるんだろう?(大笑)
エコじゃなくて、エコー??・・・・あ・・・・あの、反響するという意味のエコーね・・・・(汗)

さぁ~・・・ここで素晴らしい景色を!!!
と・・・案内されたが・・・・

 展望台

真っ白!・・・・霧で真っ白!(大笑)
何も見えない・・・・
ほぉ~・・・・世界自然遺産ね・・・・
ほぉ~・・・・どこが?(大笑)

天気が良ければ、遠くに青い山々が見えるのだそうである。
「青い山」というわけで・・・「ブルーマウンテン」・・・・
一つの山なのではなく、山々なので、正確には「ブルーマウンテンズ」と複数形になる。(笑)

この展望台の直ぐ目の前に「スリー・シスターズ」と呼ばれる岩があるそうで・・・・
真っ白だから何も見えませんが・・・・(大笑)
魔法によって岩に姿を変えた3人の姉妹が、この岩だそうである。
それで「スリー・シスターズ」・・・
先住民であるアボリジニの伝説だそうである。

説明板のイラストを見ながら、想像するしかないわな・・・・(大笑)
しばらくの間、ここで霧が晴れるのを待つが・・・・残念でした!

ここは、標高1000メートルくらいあるようなので、さすがに下界より肌寒い。
私は少し厚手のジャンバーを着て来たので、ちょうど良いくらいだったが・・・・
ちょっと薄着の方は寒くて仕方がなかったそうである。
いい加減、霧が晴れるのを待つのはやめようということで・・・「もう行こう!行くぞ!」と勝手にバスのほうへ戻る我が参加者たち。
はい、さすがは「団塊の世代」ですね・・・・(汗)

時刻は12時・・・・・

たぶん、「カトゥーンバ」という名前の町だと思うのだが・・・・
そこのホテルらしき洒落た建物のレストランで昼食となる。

え~・・・・オーストラリアには「食文化」という言葉はないのかな?(大汗)
ここでも食事が出てくるまで、散々待たされた挙句、たったこれだけ・・・(大汗)
オーストラリアはどこでも同じなのか・・・・

食後、庭に出て、タバコを一服・・・・(笑)
ついでに、庭に咲いている花を写真に収める。
花の名前は知らないし、花に関する知識は皆無なのだが、花が好きなんだよねぇ~(喜)

休憩時間が長すぎ、余りにも時間が余りすぎて暇!
トイレに行ってみる・・・・(苦笑)

 トイレ

オーストラリアには、こういうタイプの小便器のトイレが多い。
隣の人との仕切りがないから何とも落ち着かない。(苦笑)

出発するまでに、まだ少し時間があったので、建物の中を探索する。(笑)
う~ん・・・・こういう雰囲気・・・・好きだなぁ~(大喜)

さて、時刻はまもなく午後1時半である。
これから、「カウラ」へ向う・・・・

カトゥーンバ(?)の町の中

カウラに向ってバスは、ひたすら走る・・・・
『カウラまで157km』の標識がある近くの公園でトイレ休憩となる。・
ここは・・・「ウォーレス湖」という湖の近くかな?

黄色い自転車の標識の意味は何だろう? 公園の公衆便所

私はトイレに行くより、タバコを吸うほうを優先する。(大笑)

広い公園・・・・青々とした芝生・・・・・
やっぱりここは外国だよなぁ~(笑)
不思議と、ノンビリした気分になる。
なんでだろう?
日本では公園に行っても、こういうノンビリとした気分にはなれないのだが・・・・
この公園は公営の公園だそうで、ちょうど職員(?)の方が芝刈り機で芝を刈っていた。
で・・・・この先には我がツアーの“論客”の皆様と、その取り巻きの方々がおしゃべり中・・・
作業の邪魔になるんじゃないかと思っていたが、やっぱりである。
オシャベリに夢中になっているのか誰も移動しようとしない・・・・(唖然)
さすがは“団塊の世代”の方々である・・・・他人への気遣いというものは無い・・・・(大笑)
可愛そうに、芝刈り機はUターンせざるを得なかった・・・・・(汗)
お仕事の邪魔をしてしまい申し訳なし・・・・

時刻は午後2時半・・・・

今は日本は4月(春)だが、ここオーストラリアは秋である!
黄色く色づいた、この木は何という名前だろう?
綺麗である!

午後3時・・・・
たぶんここは「バサースト」という名の町だと思うが・・・・
この小さな町に入ったところで、目に入ったのが、このお店!

一見、「レッド・ロブスター」かな?・・・・と思ったのだが・・・・
「レッド・ルースター」と書いてある。
しかもロブスターの絵じゃなくて、ニワトリの絵である!
なんと紛らわしい・・・・(苦笑)
「ルースター」とは「雄鶏(おんどり)」という意味だが、「赤い雄鶏」って何よ!(汗)
そんな雄鶏がいるのかい?・・・・オーストラリアには・・・・(苦笑)

町を抜けると、相変わらずの大草原が続く・・・・

午後4時・・・・再びトイレ休憩である。(苦笑)
ここは多分、「ブレーニー」という町だと思う・・・・
この町外れにある公園の公衆便所を使用する。

公園の公衆便所

トイレは男女共用で、加えて身障者も共用とのこと・・・・(ドアの所に表示してあった)
で・・・中に入ったら・・・・あららぁ~
なんと広いことか!!(唖然)
落ちつかねぇ~(大笑)
身障者の車椅子用のスペースにしても、かなり広く取ってある。
それにしても広すぎない?(汗)
でも、綺麗なトイレである。
日本の公衆便所とは、ちょっと違うな・・・・
落書きはないし・・・・(大笑)
考えてみると、日本の公衆便所も、こんなものでいいんじゃないか?
このくらいシンプルでもいいのではないだろうか?

 ロータリークラブの記念碑

この公園は、国際ロータリー設立百周年を記念して2005年に造られたようである。
公園の入口に記念碑が建立されていた。
へぇ~ロータリークラブって1905年に設立されたんだぁ~
1905年と言ったら、明治38年、日露戦争の時ですよぉ~
へぇ~・・・・である。(驚)

公園の近くの町の景色である。
黒い雲が現われ、天気が崩れそうな気配である。(汗)
町並みは、どこでもこんな感じである。
背の高い建物などはない・・・・

さて・・・
ここから真っ直ぐ「カウラ」へ向うのかと思ったら・・・・
“保守派の論客”の先生方と、その取り巻きの方々から「酒を買いたいからスーパーに寄ってくれ!」との要望が・・・・(唖然)
急遽、町の中のスーパーで買物をすることとなった。
時刻は午後4時半・・・・

 スーパーマーケット

時刻は午後5時。
夕日が台地に沈んでいく・・・・
いいねぇ~こういう景色。
ちょっと心が寂しくなるけど・・・・(笑)

午後5時半、今日の宿泊場所に到着!
今晩の宿泊先は「モーテル」である!(笑)
この町には「ホテル」というものはないのかもしれない・・・

 私が泊まったモーテル

「モーテル」の駐車場に到着し、マイクロバスから降りたら、ホテルのオバチャンがにこやかにやって来た。
「お部屋でコーヒーを飲むのなら、ミルクが必要でしょうから」と、ミルクの小瓶を各自に配ってくれた。
あら・・・ありがたい・・・・
こちらでは、コーヒーに入れるミルクは粉状の「クリーム」ではなく、牛乳を入れるようである。

 私の部屋

私の部屋は15号室である。
私は高級な(笑)ホテルも好きなのだが・・・
こういう宿泊施設も好きである。
ワクワクするんだよねぇ~・・・・なぜか・・・・(笑)

この部屋!
懐かしいなぁ~(大喜)
今から30年前にアメリカ・テキサス州のダラスに行ったことがある。
宿泊場所も決めず、放浪の(笑)一人旅・・・・
小学3年か4年生の時にジョン・F・ケネディーの伝記を読んで、ダラスの暗殺現場に行って見たいと思った。(笑)
で・・・・24歳の時に夢がかなって・・・・
1日中、暗殺現場に佇んだが・・・(大笑)
この時に、黒人のタクシー運転手に宿泊場所を探してもらったのである。
この部屋が、その時に宿泊したモーテルの部屋と似ているのである!
いやぁ~30年前にタイムスリップしたみたい・・・・うれしいなぁ~なつかしいなぁ~(大喜)
最高である!!

大きく違うところは・・・・部屋が禁煙ということぐらいかな?(苦笑)
しかし、部屋の外にベンチがあり、そこでタバコが吸えるので、下手なホテルに泊まるより、こっちのほうが便利である!
これまた最高である。(大喜)

夕食の時間まで、部屋の外のベンチに座って・・・・夕陽を見ながら、タバコをプカプカ・・・・(笑)

 夕焼け

まもなく夕日が沈む・・・・
綺麗な夕焼けだった。(写真だとイマイチだけど・・・)(苦笑)

夕食は事務所がある建物に併設されている食堂で・・・・

夕食

さて・・・先ほどスーパーマーケットでお酒を買った皆様・・・・
お酒と、おつまみを持ち込んで「宴会」を始めた・・・(大汗)
ん?いいのかなぁ~・・・・と思ったら、案の定、ホテル側から「持ち込み」に対してクレームが出た!
当然だろうねぇ~(汗)
皆さんは「カネを払えばいいだろ?」と言うが、そういう問題だろうか?
「持ち込み料」を支払うにしても、事前にホテル側に承諾をもらって持ち込むべきだったのではなかろうか?
注意されてからではねぇ~・・・・・お互いに気分が悪いと思いますが・・・・
そういうことを考えないところは、さすが団塊の世代の方々である。(苦笑)

酒が入れば、声が大きくなり・・・・大はしゃぎ・・・・となるのは当然予想できる。
食堂には一人で食事しているお客さんが数人、それと年配のご婦人達のグループなどがいたが・・・・
いやぁ~・・・我がツアー客のその大声、笑い声・・・ちょっと迷惑ではなかろうか?
近くに座っていたお客さんに「ごめんね~うるさくて~」とジェスチャーで私のほうから謝ったら・・・・
苦笑しながら頷いてくれ、「仕方がないよねぇ~」というジェスチャーで応えてくれた。(笑)
言葉を交わさなくても、わかってくれたみたい・・・・(笑)
一応、フォローしておけば、それほど日本人に対して悪い印象を持たないでくれるんじゃないかな?

夜・・・・ふと、思った・・・・(笑)
ここは南半球だよね?
ということは・・・・南十字星を見ることができるのではなかろうか!
外に出て、空を仰ぐ・・・・
満天の星空である!(感動!)
で・・・・
え~と・・・・南十字星って・・・・どこ??(苦笑)
「南十字星」って有名だから、当然、大きな十字架が、ド~ンと見えるものだと思っていたのだが・・・
星が多すぎて、わからん!(涙)
どれ?・・・・南十字星って・・・どれ?
どの星も線で結んでみると、「十字架」になってしまうのである!(大汗)

知識がないというのは情けないものである・・・・
「星座表」が必要だよなぁ~
それを見てもわかるかどうか・・・・(悲)

結局、「南十字星」が、どれなのかわからぬまま・・・・部屋に戻る・・・・(大涙)


   


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