ブレーキストン Thomas Wright Blakiston

1832年12月27日〜1891年10月15日


イギリスの実業家・動物学者。
ハンプシャー生まれ。
トーマス・ブラキストンとも表記する。
陸軍大学卒。
文久2年(1862年)、箱館に来て貿易に従事。
気象観測や鳥の採集調査を行い、本州と北海道では鳥の種類が異なることから、明治13年(1880年)津軽海峡が生物境界線(「ブラキストン線」)であると提唱する。
1884年、帰国後渡米し、カリフォルニアで死去する。


ブラキストンの碑




ブラキストンの碑
(北海道函館市青柳町・函館山山頂)





(平成22年5月25日)

(碑文)

ブラキストン・ラインとは、動物学上の津軽海峡の呼稱であり、この海峡を境にして動物の分布は南北で異なることを発見した英国人T.W.ブラキストン(1832〜1891)の名によるものである。
ブラキストンは函館開港直後の1861年より約23年間この地に在留し、貿易を営み、傍ら鳥類の採集研究に努めた。
この世界的業績は、津軽海峡と共に永遠に殘るであろう。

1960年6月建立
函館青年会議所
函館J.C創立十周年
日本JC第9回北海道地区会員大会 記念

レリーフ レリーフ

トーマス・ライト・ブラキストンについて

ブラキストンは、1832年イギリスに生まれ、文久3(1863)年に日本での事業をおこすために来函らいかんし、事業を継続しながら鳥類を捕獲・研究、気象観測も行いました。
明治12(1879)年には、函館滞在中に道内で捕獲した鳥類標本を開拓使函館支庁仮博物館(現在の市立函館博物館)に寄贈しています。
この標本は、現在北海道大学植物園・博物館に所蔵されています。
明治16(1883)年、本州と北海道の動物の著しい著しい違いがあることを、アジア協会報に発表して注目され、津軽海峡が「ブラキストン・ライン」と呼ばれるようになりました。

函館市

(説明板より)

函館山頂上





函館山頂上






(平成22年5月25日)
函館山





函館山






(平成22年5月25日)

函館山

函館山は、幾たびもの火山活動により海中に隆起した孤島であったが、約3000年位前に海水により港側と外海側から次第に砂が堆積されて砂州さすができ、函館山は渡島おしま半島と陸つづきになった。
函館の中心街はこの砂州の上にある。
函館山の地質は、約2500万年前に噴出した安山岩で、五稜郭や弁天台場などの工事にこの山の石を用いた。
函館山の最高峰は、ここ御殿山で標高334mあり、このほか、薬師山、観音山、千畳敷、鞍掛山くらかけやまなどがあるが、この山の形が牛の臥している姿に似ているので、別名臥牛山がぎゅうざんとも呼ばれている。
山頂からは、扇状にひろがる市街地、遠く駒ケ岳、汐首岬も望まれ、晴れた日は、本州の下北半島も見られるが、特に市街地の夜景は世界一といわれる美しさである。
函館山の右手、西端には、異郷の地で永遠に眠る外国人の墓、外国人墓地があり、左手、東端には薄幸の詩人石川啄木とその一族が眠る立待岬があるほか、山麓には数多くの名所、旧跡が散在している。
展望台壁面には、寛政12年(1800年)5月28日、伊能忠敬が北海道最初に測量したことを記念したレリーフがあり、また、前方の広場には、ブラキストンライン有名なブラキストンの記念碑もあるなど、学術的にも貴重な山である。

函館市

(説明板より)

津軽要塞と函館山の植物

●津軽要塞跡
明治30(1897)年、函館山で要塞工事が始まり、32年11月函館要塞として完成したが、昭和2(1927)年に津軽要塞と改称された。
敷地は保安林も含め、御殿山、薬師山、千畳敷、谷地頭付近の約16万坪が陸軍省の所管となり、昭和21(1946)年5月の開放までは、一般市民の立入りはもちろん、写生、撮影ならびに測量などが一切禁止された。
現在も函館山の各所に地下壕跡などが残されている。
●函館山の植物
函館山は、その山容が標高わずか334m、周囲約8kmの小さい山でありながら、地形が複雑多岐であり、植物の生育環境が多様であることから、植物種は極めて多く、北方系と南方系が混生しており、その数は600種余りと言われ、まさに自然が造りあげた植物園である。
自然林もさることながら、箱館奉行や開拓使によって植林されたスギやマツの群生が見られる。
また、道路沿いや裸地に目立つセイヨウタンポポなどは、明治初期に移入されたものであるが、このような帰化植物は30数種類あると言われている。
これらの豊富な植物は、要塞が築かれてから50年近くも入山禁止となったために自然が守られ、保護された結果であろう。
ここはまた鳥類の楽園としても知られている。
津軽海峡が動物分布上の境界線をなすことを発見した、英国人ブラキストンは、函館山の鳥類を調べてこの境界線(ブラキストンライン)を発表した。
現在、留鳥と渡り鳥を合わせて約150種が見られる。

函館市

(説明板より)




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