野洲町立歴史民族資料館
銅鐸の謎
銅鐸は、今から約2000年前、弥生時代に造られた青銅製の「まつりのカネ」です。
その鋳造技術は、中国、朝鮮半島から伝えられました。
銅鐸はやがて、大型化し、飾られるようになるにしたがって、いわゆる「聞く銅鐸」から「見る銅鐸」へと変化していきます。
米づくりが広まり、金属を手にした弥生時代には、豊作を祈り、収穫を感謝するまつりの場に銅鐸がありました。
やがて力をえた支配者はムラムラを治めるようになると、共同のまつりをやめ、古墳を築きはじめます。
こうして古墳時代を迎えるころになると、銅鐸のまつりは終わりをむかえます。
大岩山銅鐸
野洲町小篠原の大岩山からは、明治14年(1881)に14個、昭和37年(1962)に10個、計24個の銅鐸が出土しています。
この中には、日本最大の銅鐸があり、また、近畿地方の銅鐸だけでなく、東海地方のものも含まれています。
弥生の森歴史公園
史跡宮山二号墳
博物館に隣接する史跡宮山二号墳は、国指定史跡大宮山古墳群8基のうちの一つです。
(パンフレットより)
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銅鐸博物館 |
ずらりと並んだ銅鐸は圧巻でした。
(平成13年3月訪問)
施設利用案内
開館時間:午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(祝日等の場合は除く)・祝日等の翌日・年末年始
交通:JR琵琶湖線「野洲駅」下車、野洲駅南口から近江バス
入館料:大人200円 高校・大学生150円 小・中学生100円(特別展・企画展開催期間は別料金)
住所:滋賀県野洲郡野洲町大字辻町57−1
電話:077−587−4410
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