(ローマ)
平成18年(2006年)12月8日(金)・第5日目 |
8時、ホテルをチェックアウトしてローマへ移動。
約5時間のバスの旅。
今日も朝からチラチラと雨が降り、お天気が悪い。
途中、お土産屋さん『Italy Market』に立ち寄りお買い物。
お土産買いなどそこそこに・・・・やっとタバコが吸える!
移動中の景色(車中から撮影) |
高速道路上のドライブイン『AUTOGRILL』 ちょうど時刻はお昼! ここで各自で昼食。 約1時間弱の時間をもらったが、店内は大混雑。 食べたいものをトレイに載せてレジで支払うのだが・・・・ レジの前は長蛇の列。 買うだけで精一杯。とても食べている時間などない。 どうなるかと思ったが、添乗員さんから休憩時間延長の指示が出たので助かった。 |
『AUTOGRILL』から見た高速道路 |
昼食 レシートを見てみると・・・・ 3PANE(パン3個のことかな?) 1.05ユーロ(約167円) BIBITA MED. 1.90(約303円) STINCO MAIAL 7.20(約1,145円) FRUTTA 1.60(約255円) SALAD MEDIO 2.60(約414円) 合計2人で14.35(約2,282円) このお肉が一番高かったんですけど・・・何の肉だったのか全然わからない。“スティンコ”って何? 何を食べちゃったんだろうなぁ〜俺・・・・ イタリア語の辞書が必要だな・・・・ |
さて、ツアー客は館内で夫々バラバラに食事をしているので、こういうときは何かと危ない。
迷子が出る可能性が大きい。
というわけで・・・添乗員さんに館内を見回ってもらい、私は出口でツアー客にバスの駐車場所の案内役をすることにした。
その間、母は一人で館内でコーヒーを飲んでいたらしい。
レジのところでお金を払ってレシートをもらい、それをカウンターに持っていって頼んだものをもらうというシステム。
母は「カフェ・オレ」を頼んだらしい。(カフェ・オレはフランス語じゃないか?もしかして・・・・)
ところが・・・・レシートをカウンターに出したところ、出てきたのはミルク!つまり・・・・LATTE(ラテ)だけ。
あれ?何でミルクだけなのかしら?コーヒーはどうなっているのかしら?と思ったらしい。
店員に、「ここにコーヒーを注いでくれ」と身振り手振りで頼んだという。
バスに戻ってきた母から「カフェオーレを頼んで飲んできた」と報告を受けたのでレシートを見たら・・・・LATTE0.80ユーロ(約128円)と印字されている。
あれ?こんなに安いわけねぇなぁ〜。これはミルクだけの値段じゃないか?
「他の店員が首をかしげていたけど、レジの女の子が、いいよって言ったみたいで、コーヒーを入れてくれたのよ」と言う。
どうやらコーヒーをサービスさせてしまったらしい。母は強し。恐るべし!
午後2時ごろローマに到着。車中から市内観光。
トローリーバス? | コロッセオ(COLOSSEO) 「フラヴィウス帝の円形闘技場」 |
ポツポツと開いている穴は、何かの飾りを取り付け ていた金具を取り外した跡だという |
発掘された何かの遺跡 |
現地の日本人女性ガイドと合流して、彼女の案内でバスを降りて徒歩で『トレヴィの泉』に向かう。
トレヴィの泉の前は大混雑!
ここで我々ツアー客が一団となってガイドさんの説明を聞くのだが・・・・
ここもスリの多いところだと聞き、私はみんなから少し離れて一団の最後部に並んでいる人たちを監視。
つまり、ツアー客の中で私一人が泉に背を向けて反対方向を見る形となる。
説明を聞くことに気を取られている間に被害に遭わぬよう、とにかく監視!監視!
説明が終わり、ここでしばし自由行動。
東京の『アメ横』並みの混雑の中を掻き分け泉の最前列まで行き母にコインを投げさせる。
これだけで精一杯!とてもじゃないが自分も・・・・などという余裕はない。
(トレヴィの泉)
『トレヴィの泉』(Fontana Di Trevi)はバロック芸術の最高傑作といわれているローマ屈指の噴水だそうだ。
更にこの泉の斜め前にあるジェラテリア(Gerateria=ジェラート専門店)でジェラートを食べる。
ここには“ナカタ”という日本人サッカー選手の名前が付いた“日の丸”をイメージしたジェラートがあるのだとか。
そう聞いたのでは、そういうミーハーなことに飛びつくわけにはいかないというのが私。
私はバニラにした。母はマンゴーと何かの2色のジェラートを食べる。値段は・・・・失念。
集合後、続いて徒歩で『スペイン広場』に向かうという。
「スリには十分気をつけてください!」との注意あり。
それより・・・・迷子になりそうな混雑ぶり。
例によって例の如く、母にはガイドさんにピッタリと張り付いてもらい、私は列の中間辺りに陣取る。
ガイドさんは人を掻き分け前進するのに必死で後ろを見ている余裕などない。
ツアー参加者は・・・・「あらぁ〜ボディガードが付いてるから安心だわぁ〜!」と言う。
あのねぇ〜それより・・・・はぐれないように前見て急いで歩いてくださいよ〜
この中に要注意のオバチャンたちがいる。
おしゃべりに夢中になってしまい、全然前を見ていないし歩くのが遅い。
だから・・・・自然と列は2つ3つの小集団に分離してしまうのだ!
背の高い外人に前を遮られてしまい・・・・最後には小集団で迷子になる可能性が大きい。
ノーテンキな方々の面倒を見るのは・・・・まぁ〜神経が疲れること。
しかし、何故こんなことを私がやるのかというと、結局、迷子やスリの被害が出たのでは旅行の予定が狂ってしまうからである。
見学する場所にも行けない・・・・ということにもなりかねない。
つまりは、自分の為でもあるのです。
スペイン広場に向かう道 真っ直ぐ進めば「スペイン広場」なのだが・・・・通行止めらしい。 Uターン? ここでUターンか! もう列はゴチャゴチャ。 ガイドさんも血相変えて必死の形相だが、私も同じ。(笑) 我がツアーは老人から子供までの多種多様な構成なのだ。 迷子が出たら大変だ。 |
スペイン広場(Piazza di Spagna) 映画『ローマの休日』で有名な広場なのだが、あの階段には人が一杯! 今日は“ローマの休日”ならぬ”マリア様の処女懐妊の日”という祝日とのこと。 しかも、法皇様が来るというので、この人だかり。 なんで、こんなに混んでいる所を歩かねばならぬのか・・・と思ったら、この階段の上に行かないとバス乗り場に行けないとのこと。人混み掻き分けて階段を登る!突破するぞ! 「はぁ〜い、自分のカバンを抱えて足元に気をつけて登ってくださいよ!」 「あらぁ〜私達って幸運よねぇ〜ボディーガード付きなんだから〜」 あのねぇ〜相変わらず必死の形相はガイドと私と添乗員だけ。 |
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(スペイン広場から見た景色) |
無事にバスに乗りホテルに向かいチェックイン。
ホテルは町からかなり離れた郊外にある『イビス・トル・ヴェルガタ』
今晩の夕食はツアーには含まれてなく、各自でとる。
ホテルの近くにショッピングモールがあるので行ってみたが、ファーストフード店しか見当たらない。
しかも若い兄ちゃんやネェちゃんがたむろしていて、母が嫌がるのでホテルに戻る。
さすがに母の顔には疲労の色が出ている。
幸い、今までのホテルにはレストランがなかったが、このホテルにはレストランがあった。
こうなったらホテルのレストランで済ませてしまおう!
午後7時の開店まで待ち一番乗りで店に入る。
さて・・・メニューを見たが・・・・よくわからない。
イタリア語会話の本を見ながら女性店員に聞いてみた。
「コーザ ミ コンスィッリヤ?」(何がお奨めですか?)
すると、彼女がメニューの中の2つのコースを読み上げた。
「だ・か・ら・・・・お奨めは何?」
ウェイトレスは「そうですよねぇ〜だから、コーザ・ミ・コンスィッリャってあなたは聞いたんですものネェ〜」というようなことを言って笑って2箇所指を指して何か言った。
「スィ!」(はい)
すかさず、母が「それで・・・何を頼んだわけ?」
ハハハ・・・質問できたけど・・・・答えがわからんのだぁ〜(笑)
まぁ・・・出てきたら何を頼んだのかわかるんじゃないか?
夕食 しばらく待って、出てきたのは・・・・ キノコのリゾットと、ガスのゴム管をぶった切ったような太いパスタ! あっ、私はこれを頼んだわけね?(笑) |
今日の夕食は・・・・・
INSALA DI STAGIONE(サラダだったかな?) 8.00ユーロ(約1,272円)
RIGATONI CARBONARA(パスタ?) 10.50(約1,670円)
RISOTTO AI PORCNI(キノコのリゾット) 10.50(約1,670円)
CAFFE(コーヒー) 2つで3.00(約477円=1杯約239円)
ACQUA NAT 1/2LT(ミネラルウォーター) 2本で3.00(約477円)
2人合計で35.00ユーロ(約5,565円)
食事を終えレジで一言。
「エラ デリッツィオーゾ」(とてもおいしかったです)
どうやら通じたらしい。
ウェイトレスやウェイターから「オ〜!」という歓声と笑い声が・・・・・(やったぁ!)
皆さんに手を振られて・・・・・「チャオ!」(バイバ〜イ!)
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