1.久し振りのグアム

(成田〜グアム)


平成21年(2009年)3月16日

昨晩遅く、成田に到着してホテルに前泊。
午前7時45分成田空港集合。
今日から予科練の戦友会と一緒にグアム島へ行く。
で・・・参加者は?
・・・・知らない!(笑)
「個人情報保護」とかなんとか、間違った解釈をしているがためらしいが、参加者名簿というのが事前に配布されていないのだ。
だから、いったい何人のツアーなのかも知らないのである。
とにかく成田に行ってみなくちゃ分からない・・・・(笑)
しかも、このツアー・・・・内容がさっぱりわからない。
グアム島へ行って、米軍のシンポジウムに参加して、グアム島から米軍がチャーターした飛行機で硫黄島へ行き、日米合同慰霊祭に参加してグアム島へ戻って・・・・そして日本に帰るというだけしか知らない。
その細かい内容は事前には全く知らされていない。
まさか出発直前には教えてもらえるのだろうと思ったのだが、それもない・・・・(笑)
硫黄島は普通は一般の人は行けない場所である。
あの激戦地である硫黄島へ行けるのなら、内容なんてどうでもいい・・・
このチャンスはそうそうあるものでもない・・・・
というわけで、「硫黄島」に惹かれて今回参加することにした。
一応、親父が予科練の甲飛14期生だったので、この戦友会に私は入会している。
そういうわけで、今回このツアーに参加できたのである。
先日、パプアニューギニアから帰国したばかりで、立て続けの海外旅行だが・・・・
今回は団体旅行なので、ある意味気が楽と言えば楽かな・・・・(と・・・思ったのは間違いだと後に気づく)

さて・・・成田空港の待ち合わせ場所に到着したところ、すでに皆さんは集まられていた。
つまり・・・私が一番遅かった・・・・(笑)
が・・・参加者の紹介もなにもない。
はぁ?
グアム島のホテルで同室となる“ハシモトさん”だけは事前にツアーのリーダーを務める戦友会の理事さんからお手紙でお知らせをいただいていたのでよかったのだが・・・
他の人は誰が誰なのかさっぱりわからない。
当日になっても名簿は配られないので名前もわからない。
「さぁ!行きますよ!」のリーダーの声でゾロゾロと動き出した人が、どうやら我がツアーの人らしい・・・としかわからない。(笑)
どうも私を含めて9人らしいことはわかったが・・・・いやはや困ったツアーである。(笑)

グアムへ向う飛行機は午前9時45分発のノースウエスト74便。
正直言って、拙者はこの航空会社にはあまりいいイメージを持っていない。
運賃が安いだけでサービスが悪いというイメージしかないのだが・・・・
やっぱり・・・であった。
まさしく私のイメージ通りの航空会社であった。(笑)

まずは・・・・チェックインカウンター前に長蛇の列!
出発2時間前に並んだにもかかわらず、なかなか前に進まない。
で・・・ようやくチェックインカウンターに到着したら・・・・
機械を使って自分でチェックインするらしい。
我がツアーのお年寄りは機械の使い方が分からない。
私もノースウエストを使うのは初めてなので機械を使ってチェックインするのは初めて・・・
しかし、操作画面の指示に従い、他の方々のチェックインを手伝ってあげる。
ところがそのうち・・・・なぜか機械が入力を受け付けなくなった。
何度やり直しても受け付けない。
と・・・その時である・・・・
「ノースウエスト74便の方はいらっしゃいますか〜」と係員が言うので応えたところ、「もう機械でのチェックインは出来ません!」と言う。
それならそうと早く言えよ!
で・・・「手作業でチェックインをしますが・・・え?預ける荷物があるんですか?もう間に合わないですね〜」と平然と言い放った!
カチ〜ン!(笑)
何だこの野郎!
長蛇の列・・・便に関係なく並んだ順に受付をしていたようである。
最終搭乗の迫っている便から優先に受け付けるのではなく早い者勝ち・・・・
やっぱり・・・・ノースウエストはダメだ・・・・最低のサービスである。
今更荷物は載せられないぞとかと騒いでいるので「何とかしろよ!」と言い放って搭乗手続きに急ぐ。

ところで・・・わがツアーのリーダーは・・・・・
自分だけ、さっさと手続きを済ませて先に行ってしまっている!
うそぉ〜!!!
私は手続きの遅れた数名を引率して後を追う。
ところが・・・
ようやく一団にまとまったかと思ったら・・・・途中で3人ほどが横道にそれた!
どうやら売店に買い物に行ってしまったらしい。
なんと勝手な行動を取る人たちか・・・・(唖然・・・)
リーダーに「3人ほどが他の場所へ行ってしまったようですけど・・・」と報告したのだが、「さぁ!急いで!急いで!」とドンドン先に行ってしまう。
私の報告は無視!
うそぉ〜!
仕方がないので、元来た道を戻りはぐれた人を探して連れもどる。

このツアー・・・・
旅行社の添乗員は同行していない。
ということは、ツアーのリーダーが参加者の面倒を見るのだろうと思ったのだが・・・・
リーダーは参加者の面倒を見る気は全くないらしいことがこの一件ではっきりした。
いやはや・・・・とんでもないツアーに参加してしまった・・・・(笑)
この先が思いやられる・・・・・

グアム島は20数年ぶりである。
あの時は、海外旅行をしたことがない弟を、海外旅行を経験したほうがいいと連れて来たのだが・・・
う〜ん・・・・当時の記憶が全然蘇らない。
空港って、こんなに綺麗だったかな?
建物も、もっと小さかったような気もするのだが・・・・
どうも記憶力が悪いので20数年前のことが全く思い出せない。

春休みのせいだろうか・・・
続々と日本人ツアー客がやってくる。
みんなH.I.Sなどの格安ツアーの連中らしい・・・・
流暢な日本語を話す現地添乗員に率いられバスに向かう。
いやぁ〜すごい数である。
正直言って驚いた!

グアム空港

さて、空港では数名のアメリカ人が迎えに出てくれていたのだが・・・・
さて・・・この人たちは誰だろう?(笑)
戦友会の役員さんたちは御存じのようで、ワイワイやっていたが、他の参加者には紹介がない。
彼らからIDカード代わりらしい名札を渡される。
どうもこれが「参加証」らしい。
「ミリタリー・ヒストリカル・ツアー」と書いてある。
ん?・・・・・何だろ・・・・これ??(笑)

数名の方がトイレに行っていたが・・・
相変わらずリーダーは「さぁ!行きますよ!」と先に行ってしまう。
人数確認も何もない。
「あのぉ〜4人ほどがまだトイレに行っていますけど・・・」と言っても、相変わらず無視された。(笑)
おや、おや・・・・・である。

迎えの大型バスに乗り込んだが発車はしない。
関西空港からも別グループがやってくるので、それを待っているのだそうだ。
で・・・ようやく「関西組」がバスに乗り込んできたが・・・・
何人のグループなのか、自己紹介もないのでわからない。
そのままホテルに向かい出発!(笑)
「戦友会」のツアーならば「仲間」のはずなのだが・・・・
初日から「烏合の衆」なのである。
こういうツアーも珍しい。(笑)

旅行社が関わったのは航空券の販売のみ。
ホテルの方はアメリカ側が用意してくれるという話だった。
で・・・・チェックイン・・・・
「各自でお願いします!」とリーダー。
私は同室が“ハシモトさん”だということを事前に知っていたので気が楽だったが・・・
他の方々は大変だろう。
なにせ皆さん御高齢の方が多い。
片言日本語を話すフロントの女の子を相手に四苦八苦でチェックインの手続きをしている。
誰かが代表でやればスムーズなのになぁ〜
で・・・誰が何号室なのかもわからない。
まぁ、参加者名簿自体がないんだから、そんなことを知っても仕方がないのであるが・・・(笑)

ロビーでミーティング・・・・・
日程表を渡され、そこに書いてある大雑把なことのみ説明。
あらら・・・・細かいことはさっぱりわからない。(笑)
「毎日、打ち合わせをするんですよね?」と質問したら・・・・
「いいえ、この打ち合わせだけです」
「毎日やった方がいいのでは?」
「そんなことは必要ないです!」と即、却下。(笑)
通常なら、朝か夕方のどちらかに日程の確認と変更事項の報告をする時間を用意しておいたほうがいいと思うのだが・・・・
まぁ〜拙者は最年少者だし・・・新参者だし・・・・
あまり言っても仕方がないと思いやめる。

今晩の夕食は各自でとってくれとのこと。
同室の“ハシモトさん”と“マスダさん”という一人で参加された80歳過ぎのおばあさんを誘ってホテルの外へ食事に出かけることにした。
他の人はどうなのか・・・その行動は全く分からない。
一人で参加されている方がいたら夕食を一人で食べるというのは心細かろうから誘ってあげたいのだが・・・
全然コミュニケーションを取る機会がないのだからどうしようもない。
かろうじて“マスダさん”をお誘いできたのみ。

さて・・・何を食べようか・・・・
行き当たりバッタリで・・・・初日の夕食は私の我儘でステーキということにした!(笑)
今日の夕食・・・・ステーキ!

他の二人はロブスターの乗っていない安いほうを選んだが・・・・
私は根っからの我儘息子である。(笑)
誘惑には勝てず・・・・ロブスターの乗っている値段の高い方のステーキを頼む。
年長者のお二人を差し置いて・・・・ロブスターを食べる・・・・申し訳なし!(笑)

食後、コーヒーショップへ立ち寄ってコーヒーを飲みながら一服。
このツアーに親父と同期の甲飛14期(甲種飛行予科練習生第14期)の“オオツさん”という方がおられたので、携帯電話で親父に電話する。
ほぉ〜ちゃんとつながった!(笑)
「親父と同期の人がいるんだけど・・・・親父は第何班にいたの?」
「覚えていない・・・・」
「同じ偵察課程の人らしいんだけど・・・」
「ほぉ〜そうなのか?」
親父は偵察員で、“オオツさん”も同じ偵察出身。
しかも同期なのだが、当時は人数が多かったので、第何班なのかがわからないと話にならないのだが・・・・
まぁ〜覚えていないんじゃ仕方がない・・・・
どうも私の記憶力の悪さは親父譲りなのかもしれない・・・と、この時思った。(笑)

食事の帰りに「射撃場」へ立ち寄る。
“ハシモトさん”は射撃をしたことはないというのでお誘いした。
“マスダさん”にはその間待っていてもらうしかなかったが・・・・
私は射撃に関しては多少の自信があるので、グアムに来て久々の実弾射撃をするのを楽しみにしていたのである。
で・・・無理やり(?)“ハシモトさん”を付き合わせてしまった!(笑)
「こちらの方は初めてですから・・・」と言ったら・・・
射撃場の人が怪訝そうな顔をして言った。
「ミリタリーなのに射撃をしたことがないのか?」
そうなのです・・・我々は首からIDカードをぶら下げていたのですが・・・・
そこにはしっかりと「ミリタリー」と書かれているのです!
どうして“軍人”なのに射撃が初めてなんだ?・・・・と言わるのは当然だよな。(笑)
「あ?この人?この人は事務職だから射撃をしたことがないんだよね〜」と適当ごまかしたら相手も納得した。(笑)
さて・・・射撃の結果は・・・・ガッカリ・・・(笑)
6年ぶりに射撃をしたせいか、かなり腕が落ちている!
あ〜なんとも残念である。
6年前にマニラで射撃をした時は100発撃って1発だけ的をはずし、その他はほとんど真中に集中して撃ち込んだ。
一緒に行った警官の“ナップ少尉”に大いに褒められたのだが・・・・
6年も銃を握っていないとこうなるのか・・・・
18発撃って的をはずしたのが2発・・・・・
10点(中心)に当たったのが1発だけ・・・
9点に当たったのが9発・・・
問題は・・・弾着が的の中心より右斜め下に多少バラけていること。
もう少し一か所に集中しないといけないのだが・・・・
う〜ん・・・腕が落ちたぁ〜
残念無念である。

一度ホテルに戻ったが、あまりにも暇なので、“ハシモトさん”と2人で夕涼みに外に出る。

ホテルの部屋から見た海岸。
ホテルのプライベート・ビーチ
海岸に日本軍の水際トーチカを発見!

ちょうどトーチカに日本人の青年達が座っていたので、どいてもらい撮影。
「これ・・・何なのですか?」と彼等・・・・
「日本軍のトーチカだよ」
「トーチカ?」
「え?知らないの?」
「はぁ〜・・・・トーチカって・・・・何ですか?」
驚きである!(笑)
彼等は何にも知らないのである。
戦争のことも・・・・何も・・・・
そこで少し戦争について説明してあげたのだが・・・・
う〜ん・・・・どうなんだろ・・・これ・・・・
時代が違う、世代が違う・・・ということで片づけていいものやら・・・・

ショーウィンドウのマネキン・・・・

なんか・・・すごい恰好のマネキンなので撮ってみただけ(笑)
腰蓑は民族衣装か?


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