歩兵第228連隊

(通称号:沼8924)

編成地 編成時期 終戦時の上級部隊 終戦時の所在地
愛知県名古屋 昭和14年 第38師団 ラバウル

慰霊碑



「慰霊 歩兵第228連隊・歩兵第228大隊」の碑

(愛知県名古屋市・愛知県護国神社




(平成15年11月28日)

碑文

歩兵第二百二十八聯隊・歩兵第二百二十八大隊に所属し日華事変大東亜戦争に於いて国に殉ぜし忠魂二千四百余柱の霊を永遠に顕彰せんとして建立せり

戦歴

日華事変
昭和14年8月 歩兵第二百二十八聯隊編成(名古屋城二ノ丸跡)
昭和14年9月 軍旗拝受
昭和14年11月 陸坑 黄塘墟付近の戦斗
昭和15年3月 中山攻畧戦
昭和15年3月 宝月堂付近の戦斗
昭和15年5月 良口会戦
昭和15年11月 黄塘墟 陸坑付近の戦斗
昭和16年2月 蘆■作戦
昭和16年5月 東江作戦
昭和16年9月 四邑 北江作戦

大東亜戦争
昭和16年12月 香港攻畧戦
昭和17年1月 アンボン島攻畧戦
昭和17年2月 チモール島攻畧戦
昭和17年10月 ブーゲンビル島作戦
昭和17年11月 ガダルカナル島作戦
昭和17年11月 ニューギニア「ブナ」作戦
昭和18年2月 ニューブリテン島ガスマタ作戦
昭和18年3月 ラバウル防衛戦
昭和18年9月 歩兵第二百二十八大隊編成
昭和19年3月 中部ニューブリテン「カ号」作戦
昭和28年8月 終戦 軍旗奉焼

戦歿者名簿及戦歴の細部は歩兵第二百二十八聯隊史に記録し碑底に埋蔵しあり

昭和50年2月28日 歩二二八遺族戦友有志一同

※■は判読できなかった文字です。


ガダルカナル作戦

歩兵第228連隊は第1大隊(大隊長:早川菊夫少佐)と第3大隊第10中隊で「コリ支隊」を編成して、ガダルカナル島のコリ岬に上陸し敵の退路を遮断して捕捉撃滅する作戦を立てショートランドに進出しました。
しかし、飛行場が既に敵の手に渡っていたため、洋上待機中に敵前上陸は取りやめとなりブーゲンビル島に引き返しました。

連隊主力(第1・第3大隊欠)は駆逐艦17隻に分乗してガダルカナル島タサファロングに上陸しましたが、その後、飢餓とマラリアに冒され、軍の総退却とともにブーゲンビル島に撤退しました。
この時撤収できた兵員は460名、その後ブーゲンビル島で100名近くが病死したといいます。


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