歩兵第22連隊

(通称号:山3474部隊)

編成地 編成時期 終戦時の上級部隊 終戦時の所在地
愛媛県松山 明治19年 第24師団 沖縄

日清・日露戦争、シベリア出兵に参加。
日露戦争では第三軍(乃木希典大将)のもと、旅順要塞攻撃で『肉弾連隊』の勇名を轟かせた。
第一次上海事変、日中戦争初期に二度にわたって上海の激戦に参加。
昭和14年10月、第11師団から第24師団の隷下に移り、満洲東部の国境警備。
昭和19年8月から沖縄の防衛に当たる。
沖縄では嘉手納方面に配備され、到着して直ぐに堅硬な洞窟拠点式陣地の構築作業を進めるが、坑木の入手難から思うように進まず苦労する。
昭和20年4月1日、米軍が上陸。
連隊は小禄飛行場および豊見城海岸で万全の戦闘態勢を整えて出動命令を待つ。
米軍は第62師団の主陣地に突入しようとしている時、嘉数高地で対戦車戦闘などの大激戦が始まる。
この戦闘で敵はかなりの損害を受けていると判断した司令部は、大規模な夜間攻撃を計画。
連隊は第62師団に連係して4月12日夜に大規模な攻撃を開始するが失敗。
首里近辺に陣地を置く連隊ほか各部隊は大きな損害を出しながらも米軍の進出をかろうじて阻止。
軍司令部は首里戦線に見切りをつけ、南の喜屋武方面に後退。
連隊も南に移動。
6月10日、島の南端にも米軍が進出し、17日の夕刻には連隊本部が爆破され、連隊長以下殆どが全滅した。
糸満南方海岸地区に配備されていた連隊の一部も最後の一兵まで後に引くことなく戦い続け全滅した。


歩兵第22連隊記念之碑



歩兵第22聨隊記念之碑
(愛媛県松山市・愛媛県護国神社





(平成19年11月9日)

碑文

歩兵第二十二聯隊ハ明治十九年八月十七日明治天皇ヨリ初代杉山直矢大佐ガ軍旗ヲ拝受
爾来明治二十七年ノ日清戦役明治三十七八年日露戦役ニハ二百三高地二櫻井忠温少尉ガ軍旗ヲ立テ、大正三年第一次世界大戦ニハシベリヤエ出征シ野中保教中佐、永田常治郎准尉等ガ輝ヤカシイ武功ヲ立テ大東亞戦争ニ中支満洲最後沖縄ニテ勇戦セシモ其ノ甲斐ナク昭和二十年六月二十二日吉田勝第二十七代聨隊長以下玉砕シ軍旗ヲ奉焼シマコトニ感慨無量松山聨隊ノ遺史ヲ回顧シ国事ニ殉ジタル戦友ノ英霊ヲ慰メ平和ノ記念トシ一基ヲ建立シテ後世ニ伝エントス

昭和44年5月27日

歩哨舎



歩哨舎
(愛媛県松山市・愛媛県護国神社)





(平成19年11月9日)

石柱と歩哨舎

松山歩兵第22連隊は、明治17年2月7日創設以来最精強とうたわれたこの石柱は終戦まで60余年歳月の中に日本の盛衰をみつめながら幾多の将兵を送迎した由緒あるもので陸上自衛隊松山駐屯地にあったが愛媛縣護國神社に移設しその栄光をたたえつつ永久に保存することとなった。

平成13年10月1日

(説明板より)

忠魂社



忠魂社
(愛媛県松山市・愛媛県護国神社)





(平成19年11月9日)

忠魂社沿革誌

当社は昭和5年1月県下各市町村並に一般有志の浄財により堀之内兵営内、衛兵所西側に聯隊忠魂社として建設、同年5月30日鎮座祭が執行せられた。
尓来毎年軍旗祭当日、戦没者の慰霊祭が盛大且厳粛に執行せられていたが、昭和20年の終戦により翌21年1月現在地に奉遷された。
その後護国神社の例大祭に併せて英霊鎮魂の祭典が執り行われている。

(碑文より)

忠魂碑


歩兵第22聯隊 忠魂碑
(愛媛県松山市・愛媛県護国神社)

昭和54年3月10日 建之
建設委員長 小森彦三郎
         他建設委員


(平成19年11月9日)

碑文

聯隊は、明治19年8月17日明治天皇の聖諭と共に軍旗を親授され、堀之内に創設された。
尓来主として県内の若人が入営し、郷土聯隊として60有余年に亘り、日清、日露の両戦役を始め、シベリア派兵、上海事変、日支事変、北満の警備等、数度の外征に赫々たる武勲をたて、豫州健児の名聲を高めた。
大東亜戦争の末期には、沖縄に転進して本土防衛の重任にあたり、優勢なる米軍の猛攻を受け、敢然死斗防戦につとめたが、遂に昭和20年6月、沖縄南部地区の戦斗において、軍旗もろとも将兵全員玉砕した。
ここに、諸先輩の偉勲を偲び、その功績を称え、英霊の永久に安らかな鎮座を祈念する。

副碑・碑文

歩兵第二十二聯隊歌

名将加藤嘉明が
   築きし砦とりで勝山の
緑の色につつまれて
   五條の訓おしえ畏みつ
生死を共に益荒男ますらを
   軍いくさの道に励むなり


歩兵第22連隊跡碑



歩兵第22連隊跡碑
(愛媛県松山市堀之内)





(平成19年11月10日)

副碑・碑文

最も愛情
   あるものは
最も
   勇敢なり

櫻井忠温 識





歩兵第22連隊跡

(愛媛県松山市堀之内・四国がんセンター跡地)


明治10年6月松山分屯大隊設置。
明治17年歩兵第22連隊となる。




(平成19年11月10日)

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