騎兵第23連隊


騎兵第23連隊・24連隊歴代連隊長



騎兵第23連隊・第24連隊歴代連隊長
(岩手県盛岡市・岩手護国神社





(平成21年11月4日)
騎兵第23連隊歴代連隊長
(初代)内田広徳
士官生徒10期 熊本県出身
(明42.4.1〜大2.8.21)
騎兵23連隊長 騎兵4連隊
騎兵6連隊
(2代)嘉悦 敏
2期出 熊本県出身 1騎出
(大2.8.22〜大4.8.9)
騎兵26連隊
(3代)浮田家雄
4期出 熊本県出身 近騎出
(大4.8.10〜大8.7.24)
騎兵10連隊長 騎兵7連隊
(4代)谷本類蔵
9期出 鳥取県出身 5騎出
大8.7.25〜大11.8.14)
騎兵2連隊長
(5代)吉岡豊輔
12期出 香川県出身 11騎出
(大11.8.15〜大13.2.3)
第1旅団
(6代)寺田正治
12期 石川県出身 10騎出
(大13.2.4〜大15.7.27)
騎兵18連隊長 騎兵19連隊長
(7代)飯島豊甫
12期出 山梨県出身 4騎出
大15.7.28〜昭2.7.25)
騎兵3連隊
(8代)成松恕夫
13期出 熊本県出身 11騎出
(昭2.7.26〜昭7.4.10)
騎兵18連隊長 騎兵19連隊長
(9代)田村弥三郎
(岩渕) 京都出身 3騎出
(昭7.4.11〜昭8.7.30)
騎兵4連隊
(10代)神代菊雄
18期出 (富岡) 山梨県出身
近騎出
(昭8.8.1〜昭11.7.30)
騎兵6連隊
(11代)高橋重三
23期出 栃木県出身 13騎出
(昭11.8.1〜昭12.12.3)
騎兵14連隊長 騎兵6連隊長
(12代)佐久間為人
22期 熊本県出身 12騎出身
(昭12.12.4〜昭14.3.8)
騎兵第28連隊長 騎兵4旅団長
師団長 中将 (竜山)
(13代)四手井綱正
27期出 京都出身 23騎出
(昭14.3.9〜昭15.3.8)
師団長
(14代)本多武男
25期 香川県出身 21騎出
(昭15.3.9〜昭18.8.8)
騎兵2連隊長
(15代)安東貞雄
29期 東京出身 13騎出
(昭18.8.9〜昭20.3)改編
3KB−135D
騎兵28連隊長

騎兵23連隊渡満にあたり武運長久祈願 昭和10年 正面参道馬場
(岩手県盛岡市・岩手護国神社)

【独立歩兵大隊に改編】

昭和20年2月の騎兵第3旅団の解隊により、騎兵第23連隊は独立歩兵大隊に改編され、連隊長・安藤大佐は内地に於ける職に転じて帰還した。
この独立歩兵大隊はその後、軍の配備変更に基づき虎林に転位し、第135師団(司令部は林口)に編入されて国境の警備に任じた。
昭和20年8月6日、突如ソ連軍の不法侵入をうけたが、沈着に防戦してこれを撃退。
次いで師団命令により虎林を撤退して後方陣地に後退中、東安西方50キロの紅葉峠において8月15日無条件降伏による停戦命令に接する。
更に上司の命令を待っていたところ、突如、ソ連軍の攻撃を受けたが、少しも狼狽することなく、敢然とこれを攻撃し、敵戦車数輛を破壊して敵の急襲を阻止した。
その後も敵の追撃を受けて戦いつつ退却し、師団命令によって林口に兵力を集結。
同地において厳粛に軍旗を奉焼後、整然と武装解除に服した。

【軍旗奉焼】

騎兵第23連隊の軍旗は連隊が改編された時に内地に捧持して宮中に奉還すべきであったが、当時、軍は国境陣地の他に新たに後方に陣地を構築中で、部署の変更その他作戦準備に大わらわだった時で、上級司令部と密接なる連絡が取れず、軍旗護送の手配も出来なかったため、連隊長・安東大佐はやむなく軍旗を信頼する連隊旗手・荒巻隆中尉に託して時機を見て奉還するよう、後事を指示して離隊した。
しかし、独立歩兵大隊に改編された後、しばしば所属、任務を変更され、兵力は分割されて安定を見ることなく、ことに終戦に先立ちソ連軍の不法攻撃を受けて幾度か戦闘を交えたため、軍旗を守護することも困難であったが、荒巻中尉は身を持ってこれに当たり、軍旗を分解し、身につけて隠し持ち、戦いかつ退却した。
林口においていよいよ武装解除されるに及びこれを組み立てて、旧連隊将兵整然と整列して捧銃奉送の裡に荒巻中尉が奉焼した。

この荒巻中尉は終戦の翌年、昭和21年に内地に帰還するや、郷里の京都に帰らず、一路東京に向かい、旧連隊長・安東大佐のところに報告に赴いた。
安東大佐が喜び迎えて椅子をすすめるのを辞して、直立不動威儀を正し、軍旗の最期を詳細に報告し、終わってから椅子に腰を下ろしたということである。
荒巻中尉の至誠にして極めて強烈な責任感に襟を正さしめられるものがある。
荒巻中尉は京都大学出身の幹部候補生で、騎兵学校の幹部候補生隊を優秀なる成績をもって修了し、特に選ばれて学校に残され、後輩候補生の指導に当たり、少尉任官と共に原隊である騎兵第23連隊に帰隊した将校である。

(参考:佐久間亮三編纂 『日本騎兵史(下巻)』 萌黄会 昭和38年発行)




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