木下成太郎像 平成22年5月26日

木下成太郎 きのした・せいたろう

慶応元年(1865年)〜昭和18年(1943年)

北海道札幌市・中島公園でお会いしました。


兵庫県出身。
但馬国(兵庫県)豊岡藩家老・木下弥八郎の長男。
14歳で上京し、神田第一中学校、東京大学予備門に入学するが病のため中退。
父・は長男の成太郎を東京に残し、明治15年、一家を上げて室蘭に開拓移民として移住する。
23歳のときに、自由民権運動に参画したことで、父の住む室蘭で謹慎。
43歳の時に北海道議会議員(政友会)。
明治42年、札幌に移住し『札幌毎日新聞』を発行。
明治45年、衆議院議員(政友会)。
大正12年、国会に「漢学振興ニ関スル建議案」を提出し、文化を研究する協会と研究所の設立を提議。(のちの大東文化大学)
昭和4年、美術界の精神的向上を目指し、帝国美術学校を創設。(のちの武蔵野美術大学)
昭和8年、国会において「重要美術品等ノ保存ニ関スル法律」を提案し、発布させる。
昭和11年、北海道の文化振興のため、北海道文化協会を設立させる。


木下成太郎先生像




木下成太郎先生像

(北海道札幌市南11条西4丁目・中島公園菖蒲池東)





(平成22年5月26日)

木下成太郎先生

木下斗南先生際會■朝負重一世事功之足傳者歴?可■焉先生但州豊岡人年壮従先考彌八郎翁移住■北海道開拓荒莽竭力治化其一也?選為衆議院議員参畫國事張皇憲政其ニ也剏立大東文化協会會興学院更建帝國美術学校鼓吹斯道刷新教学是其三也先生氣宇豪宕識見■邁不拘細節常以經世為任其所倡道多■
皇道使朝野知所嚮可謂偉■今茲齢■七十七北洲人與東都有志謀欲像先生以不朽其徳請余文乃叙所知如是繋以銘銘曰

  ■時賛政 譽望孔隆 拓荒興学
  恵澤曷窮 ミミ者鶴 矯矯其龍
  北斗以南 國士無雙

昭和十六年八月
土屋久泰撰
朝倉文夫書

(碑文より)

【碑文】

昭和十六年一月菊水會員企造斗南先生壽像北海道長官戸塚九一郎帝國大学総長今裕大東文化学院総長鵜澤総明札幌市長三澤寛一諸君為發起人組織顕彰會公爵近衛文麿伯爵松平頼壽伯爵酒井忠正男爵平沼騏一郎諸公並枢密顧問官貴衆両院議員等多列名于賛■北海道元代議士寺田省■為委員長前代議士南條徳男道會議員菊地三之助道會議員渡邊照平為副委員長與他道會議員等謀相地於札幌中島公園竭力其■始像則■匠朝倉文夫先生所為也茲歳十月起工十七年六月将■其成而行除幕式■本道官民一致擧事以頌有徳是為嚆矢云爾

木下先生顕彰會委員長 寺田省■記

(碑文より)


【父・木下弥八郎】

木下彌八郎君之碑




木下彌八郎君之碑
(北海道札幌市南10条西2丁目)





(平成22年5月29日)

木下彌八郎君之碑

木下翁碑銘   正二位勲位公爵西園寺公望題額
翁諱守共稱彌八郎木下氏出於美作守半助子頼継殉大阪役遣孤勘兵衛八■亡在京師黒谷後以徳川秀忠命客田邊城主京極氏京極氏移封豊岡従之世為重臣勘兵衛有女理玖■大石氏生主税主税赤穂義士領袖也考諱元智妣舟木氏翁以文政九年十一月生藩邸幼好學就櫻井藤陰游弱冠来江戸師事遠藤勝助杉山東一郎肆力文武業成■藩適國家變故海内騒然藩侯有命更遊水戸執質會澤正志藤田東湖門■其説深概 王室式微歴訪諸藩與勤 王之士交将以大有為至棚倉會得父疾報星夜電馳還江戸藩邸天保十四年襲父任老職決定藩論奉勤 王大義主創稽古堂聘藤澤東?於大阪池田草庵於八鹿大講實學招金子武四郎於水戸盛奨武術闔藩士氣翕然而起未幾澤宣嘉平野國臣南八郎美玉三平北垣國道等以三條實美旨糾合義徒於生野與翁有黙契桂小五郎亦来投文久三年八郎等首擧於銀山幕府令本藩討伐翁按兵故不進■義徒敗幕府追窮愈嚴藩侯恐累或■遷翁為文武局総裁翁廼専意育英抜擢人材訓督有方他日濟濟多士出於本藩黼黻 中興者蓋與有力焉建■之日鎮撫使西園寺公望巡行山陰翁従之観 王化既洽感激自誓曰幸拜 天日報効有道吾輩豈@D游暇逸哉擧家遷北海道従事拓殖晴畊雨讀開荒底績明治三十八年十月三十日?札幌之居壽八十一葬于外郊臥龍山麓翁天資剛果慨然許國其在江戸東湖?過以謂為尊攘先鋒書旗章魁字與之三輪田元綱嘗梟足利氏像幽囚本藩翁能庇護之令得不匱銀山之敗指畫百方奔竄義徒國臣小五郎等皆受蔭櫻田之變亡命来投者亦傾産奉給配荒木氏有四男四女冑成太郎嗣為衆議院議員侠氣激人頗有父風與与友善次三四彦為辯護士亦有令名女皆■他
皇上登極之八年特 旨贈正五位追録前烈 天恩優渥可謂死而有餘榮矣銘曰
   ■乎維時  彪變迪吉  帝監曷明  ■旌亮節  於戲伊人 億載匪滅  斗辰之野  大邦之北

大正十年一月   内閣総理大臣正三位勲一等原敬
                           土屋久泰書    井龜泉刻

(碑文より)




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