工兵第13連隊

(通称号:鏡6811部隊)

編成地 編成時期 終戦時の上級部隊 終戦時の所在地
弘前 明治38年 第13師団 揚子江河畔

明治38年、日露戦争の最中に大隊として編成され、樺太のサハリンに出兵。
日露戦争後、朝鮮に約2年間駐留し、新潟県小千谷の兵営完成と同時に内地に帰還した。
シベリア出兵後、師団と共に廃止される。

日中戦争勃発に伴い再編成。
昭和11年、連隊に改称。
昭和12年10月、上海戦線に投入される。
南京攻略戦では、連隊は中隊を細分化して数梯団を派遣し、障害物の度合いによって適時梯団を派遣し、修理や架橋にかかる時間の短縮を試みた。
南京攻略後、徐州会戦、武漢攻略戦に参加し、主に渡河作業に従事。
昭和14年以降、襄東作戦や宜昌作戦など、数々の治安作戦に出動した。

昭和19年、大陸打通作戦に参加。
昭和19年5月、第11軍に属して漢口から湘桂線の南下を開始。
師団は第3師団と共に昭和19年11月、広西省の桂林、柳州を占領。
その後、連隊は湘桂線から撤退し、更に南京に向かう途中で終戦となった。


工兵隊の跡



「工兵隊の跡」碑

(宮城県仙台市・仙台国際センター)





(平成21年11月9日)

銘記

ここは工兵隊の跡です
工兵隊は明治16年3月22日青葉城内に創設され 明治30年8月3日此の地に移駐し以来大東亜戦争が終結する迄約50年の間精強な工兵を練成したところです
ここに日清 日露 大東亜戦争に於ける功績を記念すると共に遠く異國に眠る英霊の武勲を讃える為 生き残った私ども戦友同志の心を一つに結び平和の祈りをこめて工兵隊の日を建立し永く後世に伝えるものであります

戦争中工兵第二聯隊に於て動員された部隊名
工兵第二聯隊
工兵第十三聯隊
独立工兵第三聯隊
其の他 各隊

昭和45年5月10日建之
工兵隊記念碑建立委員長
高橋卓三

(碑文より)

工兵隊跡(現:仙台国際センター)



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