高野山海軍航空隊

(和歌山県伊都郡高野町・高野山奥の院)


 平成21年4月9日

碑文

ここ聖地高野山は 太平洋戦争が熾烈を極め 風雲 急を告げる昭和19年8月15日 三重海軍航空隊高野山分遣隊として開隊 海軍飛行豫科練習生が 日夜厳しい 訓練に励んだ 豫科練 基礎教育隊跡である
卆業した練習生は 特別攻撃隊員として 各航空隊 基地へ転隊 祖国日本の護りに若き青春を捧げ 空に 海に 陸にと散華した
此の供養塔は 戦死した戦友 焦土と化した日本再建のために盡して来た物故者の慰霊と 悠久の世界平和を祈念するため 高野山海軍航空隊菩提寺 本王院住職 野中義孝和尚(高野空教員)の 格別な御盡力と関係者多数の御協力に依り建立した

合掌

昭和62年10月
高野山海軍航空隊供養塔建立委員会

(銘板・碑文より)

高野山海軍航空隊々歌

作詞 海軍教授 渡辺弘一郎
作曲 大阪海軍々楽隊 (三重空の曲)

(一)
天地普あまねく旭光きょくくわう
匂ふ聖地の朝ぼらけ
千古の杉のそそり立つ
八葉の嶺にこだまして
挙ぐる雄叫おたけびいや高く
我等は空の少年兵

(二)
皇御国すめらみくにの丈夫ますらお
明日の勲いさをを誓ひつつ
務め励まむ訓練の
夢寝に忘れぬ大御言おおみこと
こたへ奉まつらむ時は今
我等は空の少年兵

(三)
夜半よは晴れ渡る東ひんがし
宮居みやみ遥かに伏し拝み
空の御楯と散らむ身の
仰ぐ高嶺の月光つきかげ
心にかかる隈くまもなし
我等は空の少年兵

(四)
遠皇祖とおつみおやの御訓みさとし
永久とわに栄ゆる大八洲おおやしま
八紘はっこうの野の果涯はてばて
いへと俺はむ大使命
翼にこめて天駈あまかける
我等は空の少年兵

(五)
御稜威みいつ輝く軍艦旗
かざす無敵の荒鷲が
神の軍いくさと轟とどろきて
仇なす敵を海陸に
撃ちてし止まむ大和魂やまとだま
我等は空の少年兵

(銘板より)



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