1.ハバロフスクへ行く

(日本人墓地)


平成25年(2013年)7月25日・1日目

昨晩は、京成成田駅前のホテルに前泊・・・
今日から4泊5日の「極東ロシア・ツアー」に出発する。
訪問地は、ハバロフスクとウラジオストクである。
生まれて初めてのロシア!
ワクワクである。

当初の出発時刻は午後だったのだが、出発直前に出発時間が午前中に変更となる。
昨晩、ホテルに宿泊していて良かった・・・(汗)

今回のツアー・・・
参加者は男性11名、女性1名の合計12名である。
で・・・最年少者は私と、同じ年齢のもう一人・・・
つまり12人中10名が私より年上なのである。(笑)
毎回参加される“ヨコヤマさん”が今回も参加されているので心強い・・・
他に2名・・・どこかでお会いしたことがあるような・・・(苦笑)
「台湾でしたっけ?済州島でしたっけ?」
どうも、私は人の顔と名前が覚えられない・・・(大涙)
今回は添乗員さんが体調不良で入院し、退院したがドクターストップがかかって同行できないと言う。
が・・・この添乗員さんの陸自幹部候補生の同期の方が現地での解説役と引率をするので安心してくれとのこと。

午前11時30分発のSU4679便でハバロフスクへ向う。

SU4679便は「アエロフロート・ロシア航空」の便名なのだが、機体は「ウラジオストク航空」である。
共同運航便らしい・・・

ウラジオストク航空・SU4679便
飛行時間は3時間弱・・・
その間、飲み物と機内食のサービスがある。

この写真を撮った瞬間・・・スチュワーデスが吹っ飛んできて・・・怒られた・・・(大汗)
英語で何か言われたのだが・・・残念ながら私は英語が苦手である。
ロシア人が早口でしゃべる英語はなおさらわからない。
飛行中に写真を撮ってはいけない・・・ということなのか?
それとも、美人のスチュワーデスさんにカメラを向けたので肖像権の侵害だと言っていたのか?
よくわからないけど・・・怒られた・・・・(涙)
スチュワーデスさんは美人ですけど・・・愛想がない・・・

そのかわり、機内食は素晴らしいのかというと・・・そうでもない。
パサパサのハンバーガーである・・・(涙)
食べている最中に早くも回収作業が始まった。
おい、おい、どういうサービスだ?

日本とハバロフスクの時差は、2時間(夏時間適用)(冬時間の場合は1時間)・・・・
日本時間に2時間をプラスする。

ハバロフスク空港

午後4時過ぎ(現地時間)にハバロフスクの空港に到着・・・
ところが、入国に必要な書類が、空港に用意されていなかったので、大混雑となる。
ようやく書類が配られ、急いで記入して入国審査の列に並ぶ。
なんとロシアは手際の悪い国か・・・(汗)
ようやくスーツケースを受け取って驚いた!
我がスーツケースには旅先で入手した各種ステッカーをベタベタと貼ってあるのだが、スーツケースの丁度真ん中あたりに貼っておいたステッカーがすべて剥がされていた。(驚)
おい、おい、おい・・・・である。(涙)
ショックなのは、この間のカンボジアへ行った時に手に入れたカンボジア国旗のステッカーが無くなっていること。
何で?・・・・故意に剥がしたとしか思えない!(怒)
これから先の旅が思いやられるが、その予想はズバリ当たることとなる・・・・

到着早々予定変更である。(唖然)
明日の予定にある「日本人墓地参拝」を、今日のうちに済ませてしまおうということで「日本人墓地」へ向う。

日本人墓地

ここは、終戦後、抑留された日本人の墓地らしいのだが・・・
墓石が建っているお墓を見ると、1970年代、1980年代にお亡くなりになられた方々のお墓だった。
ということは・・・抑留とは別に、この地に住みついた日本人がいたということか?
現地のガイドさんが、抑留者の遺骨は日本に還っているというようなことを言っていたような気がするが・・・
そうなると、この日本人墓地をお参りする意味は何だろう?
“いない”のにお参りするのか?
よくわからん・・・・

約20分程度の参拝を終え、夕食会場に向う。

町の中で、かなり汚いバスを見かけた。(大笑)
午後6時過ぎ、市内のレストランに到着する。
このレストラン・・・・
外見も、内部の雰囲気もいい・・・
こういうの、好きなんだよなぁ~

夕食を終え、ホテルに向う・・・

移動途中で見かけた建物
ホテルに到着!
とても、ホテルとは思えない建物である・・・(苦笑)
ん?アパート?古びたマンション?

ちなみに・・・今は午後7時半である!
夜の7時だというのに、この明るさ!(唖然)
ここでは、陽が沈むのは、午後10時ごろだと言う。(唖然)
午後9時半ごろになって、ようやく日本の夕方・・・日差しがギラギラして、まもなく陽が沈みますよ・・・という感じ・・・
あ~・・・どうも調子が狂うなぁ~
2時間の時差なんか付けない方がいいんじゃないのかなぁ?

外観はイマイチだったが・・・
部屋は、まともだった・・・(笑)
が・・・テレビは・・・ここ・・・
しかも・・・小さい・・・(涙)
まぁ、ないよりはいいか・・・

あ~暇だぁ・・・
夜だっていうのに明るいし・・・
周囲が繁華街なら散策するところだが、周囲は林に囲まれているような感じだし・・・
下手に外をブラブラ歩くと危険だからやめてくれと現地ガイドに言われているし・・・
ロシア人は体がデカイからなぁ~・・・絡まれたら、対処する自信がないから外出できない。(涙)

というわけで、1階にある売店へ買物に出かける。
一応、ロシア語の挨拶をメモして、そのメモを見ながら店員のオバチャンに挨拶したが・・・
愛想がない・・・(汗)
ムッとしながら、ボソッ返事をしてきた。(汗)
ニコリと笑ったら皺が増えるからニコリとしないのかね?(笑)

『ポストニックウォーター』というスポーツドリンクを1本とミネラルウォーターを1本買う。
スポーツドリンクは95ルーブル(約350円)、ミネラルウォーターは25ルーブル(約92円)だった。

ツアー旅行では、現地ガイドがバスの中で封筒に入った現地のお金を用意して両替してくれたりするのだが・・・
この国ではそういうことはやらないようだ。
「両替はホテルのフロントでお願いします」と現地ガイドが言う。
このホテルと現地旅行社が系列会社だということで、そうするのかも知れない。
私は日本を発つ時に、すでにルーブルに両替しておいたから不便は感じなかったが・・・
自由行動が利かないツアー旅行の時は、事前に多少の現地通貨に両替しておいたほうがいいと思う。
到着早々、喉が渇いても飲み物が買えないようでは不便である。

部屋の窓から見た景色
今は、夜の8時半である!・・・・明るい!(涙)

あ~暇だぁ~(笑)
フロントに行って、マッサージサービスがあるか尋ねる。
私のロシア語の挨拶に笑顔で応えてくれた!
おお、一応、私のロシア語は通じたのね?(笑)
で・・・マッサージ・・・
こっちの話はロシア語では無理!
そんな難しい会話はできない・・・(涙)
というわけで・・・英語で話をする。
フロントの女の子も英語が出来るので助かった。(嬉)
こうなると・・・英語が苦手な私だが、頼りにするのは英語ということになるわけで・・・
こりゃ、やっぱり英語は身につけておいたほうがいいなぁ~・・・と再認識したのでありました。(笑)

マッサージをお願いし、部屋に戻って読書をする。
夜10時を過ぎ、陽が沈んで暗くなったころ、部屋の電話が鳴った!
はぁ?誰?・・・電話に出てみたら・・・
「ママサンデス!ワカイ、キレイ、オンナノコ、ドウデスカ?」と女性の声・・・
おお!なんと嬉しいお誘いではないか!(大笑)
が・・・それならそうと、もう少し早く電話をいただきたかった・・・(大笑)
マッサージを頼んじゃった!(大笑)
というわけで・・・お断りする。(大笑)
「ニェ~ト・スパスィ~バ!」(いいえ、結構です!)

まもなくマッサージさんが部屋にやって来た。
間違いなく体重は100キロを超しているよね?・・・という巨漢のオバチャンである。(驚!)
が・・・このオバチャン、異常に明るい人なのである。
ロシア人に、こんなに愛想がいい人もいるのかと驚いた。
いきなりケラケラ笑いながら日本語で「コンニチワ!」と言う。
日本語が話せるのかと思ったら、話せないと言う。(唖然)
日本語、少し・・・英語、少し・・・ロシア語、たくさん・・・(大笑)
3ヶ国語のチャンポンである。(笑)
が・・・・比率は、ロシア語が99%、日本語が0.5%、英語が0.5%である。
つまり・・・通じない・・・(大笑)

まさか、その巨漢で私の背中には乗らないでしょうね?・・・と尋ねたかったが・・・(大汗)
ベッドの端に座って、「ここで揉むから、ここに寝ろ」とジェスチャーで示す。
おお、助かった・・・(大笑)
その巨漢が背中に乗ったら、間違いなく骨折するか窒息するか・・・である。(大笑)
で・・・オバチャンはベッドの脇に座って、大きなゴツイ手でグイグイ揉んでくれる。
いやぁ~さすがは巨漢のオバチャンである。
力がある!(大笑)
首を揉まれた時は、これはさすがに気持ちが良かったぁ~(大喜!)
大満足のマッサージ・・・・1時間、1500ルーブル(5550円)なり!



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