(松本市立博物館付属施設・重要文化財)
長野県松本市開智2−4−12
平成20年10月25日
開智学校の設計施工は、松本の大工棟梁立石清重たていしせいじゅうが手掛けました。
約1万1千円におよぶ巨額な工事費のうち、およそ7割が松本町全住民の寄附によるものです。
開智学校は小学教育を第一の使命としましたが、そこにとどまらず中学校、女学校、師範学校などの諸学校、さらに博物館や図書館などの社会教育施設に至るまでその発祥の母体となった学校です。
(リーフレットより)
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重要文化財旧開智学校は、明治6年(1873)5月に開校され、校舎は明治9年4月に新築されて昭和38年(1963)3月まで90年間使われていた、わが国で最も古い小学校のひとつです。
和風と洋風の入り混じった擬洋風ぎようふう建築の校舎は、明治の文明開化を象徴する代表的な建造物です。
昭和36年3月23日、建築文化史上貴重な遺構であることから、近代の学校建築として最初の重要文化財に指定されました。
同38年1月から翌39年8月にかけて、女鳥羽めとば川のほとり(現中央2丁目)から現在地へ移転し、保存修理をおこないました。
現存する校舎は新築当初の形に近づけて復元したものです。
40年4月、旧校舎は教育博物館に生まれ変わり公開されています。
(リーフレットより)
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丸柱 旧開智学校の建築木材には、全久院という廃寺の古材が転用されている部分がたくさんあります。 講堂の間仕切り部分の柱や中央廻り階段の丸柱がそれにあたり、欅けやきを使用しています。 130年以上も前から建物を支え児童たちを見守ってきた柱です。 (説明板より) (平成20年10月25日) |
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旧開智学校で保管・展示している資料は、教育資料と建築資料の2つに分けることができます。
教育資料には、江戸時代の往来物、明治期以降の教科書、日誌、卒業証書などがあります。
建築資料には、重要文化財附つけたり指定文書をはじめ、舶来の色ガラス、棟梁立石清重関係の資料があります。
(リーフレットより)
姉妹館 | |
旧開智学校は、開明学校・旧岩科学校と姉妹館提携し、親善友好を深め文化財保護・教育文化の進展に努めています。 |
■利用案内
開館時間:午前8時30分〜午後5時
入館料:大人300円
休館日:12月から2月までの月曜日(休日の場合は翌日)及び翌日、12月29日から1月3日まで
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