(カンギポット山の近く)
平成17年(2005年)5月6日 |
カナンガの食堂で30分ほど食事と休憩をして、お昼丁度に出発!
次はカンギポットの慰霊碑のところへ行く。
ここはカンギポット山が見える場所に作られた慰霊場。
場所は・・・・
ドミンに尋ねたが「ビリオバ・ビリヤバ」という答え。
ビリヤバ部落という意味なのか?
ビリヤバの町って海のそばのはずなんだけど、どこにも海は見えないんですけど・・・・
更に突っ込んで尋ねてみたら「アンガンから22km地点」と言う。
アンガン?それってどこ?益々わからなくなってしまった。
一体ここはどこなんだ!
次回来ようと思っても一人じゃ来れないなぁ~
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慰霊場は道路沿いのこの家の奥にあります。 目印になるようなものはないし・・・・ 道路からは見えないし・・・ この場所の説明のしようがありません。 |
管理している人の家でしょうか、この家の軒先を通って裏手の奥のほうへ歩いていきます。
ドミンが一声かけて家の前を通っていきましたが・・・・若い男たちの視線が険しくて少々怖かったです。
この家の子供たちなんでしょうか、小さな子供たち数人が我々に付いてきました。
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慰霊場 |
カンギポット山
中央に見える奇妙な形をした山がカンギポット山です。
カンギポット山は第35軍の自活自戦の根拠地となった標高約300mの山ですが、地元の人はブカブカ山と呼んでいるそうです。
昭和20年1月中旬、日本軍はこの山に追いつめられた形になり、第35軍司令部のあるカンギポット山を中心に第1師団、第68旅団、第102師団などの各部隊が取り囲むように最後の防衛線を敷いていました。
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第68旅団戦没者慰霊碑 (昭和59年4月27日建立・平成5年3月31日再建) 船舶工兵第21連隊戦没者慰霊碑 独立歩兵第364大隊慰霊碑 (昭和58年4月27日建立・平成5年3月30日再建) 第1師団戦没者慰霊碑 盟兵団関係部隊や個人の慰霊供養塔などが建っています。 |
さて・・・写真を撮ろうかな。
すると管理人のオバチャンがやって来て倒れている卒塔婆やらを建て直しました。
そうなのです。私が到着した時は、ここはゴチャゴチャになっていたのです!
実は全く管理されていない状況だったのであります。
慰霊団の方々は管理人にいくばくかの金品を渡しているのでしょうが・・・・
ドミンと私も供養塔を真っ直ぐ建て直して・・・・
それから写真を撮りました。(だから綺麗に建ち並んで写っているんですけどね)
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ここの地面にも大きな穴が・・・ ここでも「山下財宝」を探しているのか? |
時刻は12時45分。
さて、次の訪問地は・・・・
元の道を戻って南下してオルモックに向かいます。