心細い一人旅

(マニラ〜コレヒドール島)


6日目の朝。予定通り5時半起床。
現地旅行社のガイドが迎えに来てくれました。
それにドミン氏も。
5日間に彼が撮影してくれたフィルムを届けにきたのです。
ところが1本だけバギオの自宅に忘れてきてしまったと言う。
自宅の奥さんに電話したら「家に1本フィルムがあるけど・・・・」とのこと。
そうです、バギオに行ったときに彼は自宅に帰って・・・・フィルムを置いてきちゃったらしい!
「失敗したぁ〜」とドミン。
あとで郵送してくれるとのこと。待ちましょう。待ちましょう。

ドミンにはお礼として日本から持ってきたお土産と1,000ペソを渡しました。
彼から「今度はいつ来るの?」と聞かれ「多分、来年かな?」と答えたのですが・・・
彼は少し寂しそうな顔。

2年前にサラクサク峠に登った時は彼はスタスタと先を歩き、私はバテバテで笑われたのですが・・・
今回は逆。彼のほうが遅れをとって私が彼を待つ立場に逆転したのです。
この2年の間に彼の体力も衰えたのか・・・・
なにせ73歳ですからね。
来年はどうなるかわからないという思いがあったのかもしれません。
「来月というわけにはいかないのか?」と彼。
「そりゃ無理だよ〜」

彼は今からバギオの自宅に帰ると言う。
半日かけて帰宅とは・・・・
私のガイドのためにわざわざバギオから出てきてまた帰っていくのです。
彼の後姿を見送りながら・・・・思ったのです。
あと何回彼と戦跡めぐりが出来るだろうか・・・・・
そう思うと胸が締め付けられるような寂しさを憶えたのでありました。

さて、ドミンを見送って、一路マニラ港の船着場へ
7時半までにコレヒドール島行きの乗船手続きをしなくてはなりません。

コレヒドール島行きの船は平日は一往復のみ。
これに乗り遅れたら今日は何をしてよいやら・・・
だから寝坊は出来ないのであります。

アイランド・クルーザー サンクルーズ社が運行するコレヒドール行きの「アイランド・クルーザー」という船です
(コレヒドールの船着場で撮影)

普段は日本語のガイドがいるとの話だったのですが、今日は日本語ガイドはないとのこと。
「コレヒドール島に着くと島内観光のバスが待っているので、英語ガイドのバスに乗ってください」とのこと。
へぇ?またもや英語?なんとも心細い・・・・

ターミナルには日本人らしき観光客は見当たらない。
家族連れや学生らしき若いフィリピン人グループなどがゴチャゴチャと大勢いる。
欧米人はチラホラ。
もしかして日本人は俺だけ?益々心細い・・・・・

船の中には売店があります。
朝食を食べ損なった人は、ここでサンドイッチやコーヒーを買って食べることができます。

さて、船ですが、コレヒドール島まで約1時間半かかります。
「昔は50分ぐらいで行けたんだけどなぁ」と私を船着場まで送ってくれたガイドが言っていました。
ん?新型の船になったらスピードが遅くなったのか?そんな馬鹿な・・・

船内では戦時中の記録映画のビデオ放映もありました。

さて、そろそろ島に近づいた頃・・・・・
船に乗っている専属ガイドさんから英語でこの後の予定の説明。
「1号車から3号車のバスは○○○・・・4号車5号車は○○○・・・」と8号車までの説明。
ん?何?なんて言ったの?
しまった!なんということか!肝心なところが聞き取れない!肝心な英単語が和訳できない!(笑)
俺は一体何号車に乗ればいいのだ?

コレヒドールに到着すると、そこにはトロッコ電車のようなバスがズラリ。
戦前にこの島で走っていた”トローリー”を模したバスです。
乗客は続々とそれぞれの指定されたバスに乗り込んでいきます。
ん?俺はどのバスに乗ったらいいんだ?
一人ポツンと取り残されたぁ〜(笑)

仕方ない・・・・勇気を奮って5号車のガイドさんに尋ねてみる。
「5号車と6号車が英語のガイドが乗ってるバスですけど・・・何語のバスに乗りたいのですか?」とのこと。
「日本語は?」
「日本語?え〜と、日本語・・・・ありませんねぇ」
やっぱり・・・・じゃぁ英語のバスに乗るしかあるまい。

この英語ガイドの5号車に乗り込みましたが、乗客はみんなフィリピン人らしい。
日本人は私一人・・・・やっぱりねぇ。
ルソンの地図

   

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