平成１７年５月６日

マッカーサー　Ｄｏｕｇｌａｓ　ＭａｃＡｒｔｈｕｒ

１８８０年１月２６日〜１９６４年４月５日

フィリピン共和国・レイテ島の”レッドビーチ”でお会いしました。

アーカンソー州で生れ、１９０３年陸軍士官学校を主席で卒業、１９３０年史上最年少の５０歳で参謀総長に就任しました。
１９３５年フィリピン軍事顧問。
１９４１年に現役に復帰し、新設の米極東軍司令官として第２次世界大戦の対日戦を指揮しました。
昭和２０年（１９４５年）８月、連合軍最高司令官に就任し、日本占領政策を遂行、「青い目の大君」の異名をとりました。
その後、朝鮮戦争の作戦指導のあり方をめぐりトルーマン大統領と対立、１９５１年４月に解任されました。

マッカーサーの上陸を再現した銅像 （フィリピン共和国レイテ島・パロのレッドビーチ） マッカーサー・ランディング・メモリアル・パーク （ＭＡＣＡＲＴＨＵＲ　ＬＡＮＤＩＮＧ　ＭＥＭＯＲＩＡＬ　ＰＡＲＫ） （平成１７年５月６日）

レッドビーチ ビーチっていうんだけど砂浜はありません。 コンクリートの防波堤まで波が来ています。 多分、昔は砂浜があったのでしょう。

　平成１５年５月２日

フィリピン共和国・ルソン島のマニラ沖にあるコレヒドール島でお会いしました。

	コレヒドールの海岸に「アイシャルリターン」の碑とともに建っています。 訪問記は「旅日記」をご覧ください。 平成１５年５月２日
マッカーサーの車 コレヒドール島にはマッカーサーの車も展示されていました。

【豪州に脱出する】

昭和１７年３月１１日の夜、マッカーサーは、夫人と令息のほかに、後年、日本が降伏した時にマッカーサーに帯同してきたサザーランド、ウィロビーや、マーカット少将等ほか、１５名の主要幕僚を４隻の魚雷艇に分乗させて、コレヒドール桟橋から密かに脱出した。
間もなく、日本の巡洋艦を遠望したが、日本軍艦は荒波のために、この小さな魚雷艇を発見できず、遂に敵将マッカーサーを乗せた“大魚”を逸し去ったのである。

第１回の危機を脱した彼らは一旦、クーヨ島に集合し、さらにミンダナオ島の北岸のカガヤンに向かった時、再び日本の巡洋艦に出遭ったが、これまた、遠くから見て比島住民の漁船ぐらいと思ったものか、ついに見逃す結果となってしまった。
そして、ミンダナオ島のデルモンテの米軍秘匿飛行場かに集まって、豪州から迎えに来たB１７爆撃機２機に分乗してメルボルンへと飛び去り、フィリピンからの脱出に成功したのである。

そして彼は、フィリピンの抗戦の成功を表彰され、アメリカ軍最高の勲章「メダル・オブ・オーナー」を授与されると同時に、「南西太平洋連合軍総司令官」に任命されて「アメリカの英雄」にのし上がったわけである。

（参考：寺下辰夫　著　『サンパギタ咲く戦線で』　ドリーム出版　昭和４２年３月初版発行）

（令和２年５月１８日　追記）

　平成２１年３月２０日

グアム島・スペイン広場でお会いしました。

マッカーサー像 （グアム島・スペイン広場） （平成２１年３月２０日）

THIS MONUMENT IS DEDICATED TO THE MEMORY OF A GREAT SOLDIEER, PATRIOT AND LIBERATOR OF THE PHILIPPINES, GENERAL DOUGLAS McARTHUR

BY THE PHILIPPINE SCOUTS ASSN．OF AMERICA, AUS GUAM CHAPTER

（銘板より）

　平成２０年９月２７日

神奈川県綾瀬市・海上自衛隊厚木航空基地でお会いしました。

マッカーサー像 （厚木基地・マッカーサーガーデン） 日本の民主々義の生みの親マッカーサー 日米友好永遠に 東京新潟県人会会員 Ｋ．ＴＡＫＡＨＡＳＨＩ タカコン高橋健吉 １９９４年建立 （碑文より）

米海軍厚木航空施設・海上自衛隊厚木航空基地 （神奈川県綾瀬市無番地） （平成２０年９月２７日）

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