本居長世 もとおり・ながよ

明治18年(1885年)4月4日〜昭和20年(1945年)10月14日


本居長世の碑 作曲家 本居長世の碑
(東京都目黒区・目黒不動尊)

レリーフ レリーフ

童話は第一流の詩人が子供のために詩を書き、第一流の音楽家が曲を付けた世界に誇る日本の児童文化財です。
本居長世は、音楽学校で中山晋平、弘田龍太郎を教えるかたわら「七つの子」「青い目の人形」「赤い靴」「めえめえ子山羊」「お山の大将」のような作品を自身作曲して世に送りました。
ことに大正9年、野口雨情の詩に作曲した「十五夜お月さん」はいかにも日本的な旋律に変奏曲的な伴奏を配したもので、この種の先駆的作品として重んじられました。
本居はこれらの曲を作ったころ、この目黒不動のすぐ隣に住んでおり、月の夜この寺の境内を散歩しながら想を練ったことでしょう。
今ここに氏の曲の碑を建てて、氏の功績を記念したいと思います。

本居長与世を慕う会
童謡の里めぐろ保存会

(説明板より)

目黒不動尊



目黒不動尊
(東京都目黒区下目黒3−20−26)





(平成20年9月15日)

目黒不動
下目黒3−20−26

天台宗で泰叡山たいえいざん竜泉寺りゅうせんじといい、大同3年(808)に慈覚大師じかくだいしが開創したといわれています。
徳川3代将軍家光いえみつが堂塔伽藍どうとうがらんを造営し、それ以来幕府の保護があつく、江戸近郊におけるもっとも有名な参拝行楽の場所となって、明治まで繁栄をきわめました。
境内は台地の突端とったんにあり、水が湧き老樹が茂り、独鈷どっこの滝や庭の池が美しく、庶民の信仰といこいの場所でした。
壮麗をきわめた古い建物は、戦災で大半が焼失しましたが、本堂、仁王門におうもん、書院、鐘楼しょうろうなどの再建が着々と進められ、「前不動堂まえふどうどう」(都指定文化財)、「勢至堂せいしどう」(区指定文化財)は、江戸時代の仏堂建築としての面影を残しています。
また、境内には「銅像役えんの行者ぎょうじゃ倚像いぞう」「銅像大日如来だいにちにょらい坐像ざぞう」(区指定文化財)があります。
裏山一帯は、縄文時代から弥生時代までの遺跡として知られ、墓地には青木昆陽あおきこんようの墓(国の史跡)があります。

昭和61年3月
東京都目黒区教育委員会

(説明板より)




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