ステラさんと思い出話

(マニラ)


平成18年(2006年)10月31日

昨晩前泊したのは『成田エクセルホテル東急』
朝食はバイキング。
座席に荷物を置いて食べ物を取りに行っている間に続々と韓国人の団体観光客が入ってきた。
列を作って食べ物を取るのだが、彼等はそんなことはお構いなし。
平気で割り込んでくるし、人を押しのける。
やっと食事を持ってテーブルに戻ったら・・・・
荷物が無い!
私の席にはちゃっかりと韓国人が座っている!
あれ?と周りを見渡すと・・・・私の荷物は隅っこに追いやられているではないか!
「この野郎!」と思ったが、残念ながら私は韓国語が話せない。
文句を言いたくても文句が言えぬ。
こいつらにはマナーというのがないのかねぇ〜
横暴、横柄、非常識・・・・ 出発初日から不愉快極まりない。
ムカムカしながら食事を食べるから全然美味しくない!

飛行機はいつもと同じ9:30発のフィリピン航空431便。
私の座席は通路側、窓側の席にはフィリピン人の女の子。
いきなり「フィリピンの彼女に会いに行くの?」と尋ねられる。
なんだよ、こいつ!
失礼な・・・・・
トイレに行く時には私の足を蹴飛ばして無理やり私の前を通り抜ける。
戻ってくる時は私の脇に立って腕組みして私が足をどかすのを無言で催促する。
「すみません」くらい言えよ!
そうじゃなくても私は韓国人のせいで朝から機嫌が悪いのだ。
不愉快な思いをしながら座り続けること4時間。
やっとマニラに到着したと思ったら・・・・
「あなた荷物一つでしょ?私の荷物持って降りて!」
なにぃ〜!「プリーズ」という言葉が抜けているではないか!
さすがに堪忍袋の緒が切れた。
「ふざけるな!自分の荷物は自分で持て!」
あ〜スッキリした!

入管ではフィリピン人の奥さんと日本人のご主人の若いご夫婦と雑談しながら順番を待つ。
あ〜やっとまともな人とおしゃべりが出来た!
ようやくご機嫌が直りました。

空港から出ると、エルニーの奥さんのステラさんが迎えに来てくれていた。
彼女も旅行社のガイドをしている。
出迎えには是非ステラさんをとお願いしていたのだ。
いつもの『パビリオン・ホテル』に直行してチェックイン。
その後、コーヒーラウンジでコーヒーを飲みながらおしゃべりをする。
エルニーが亡くなったのは昨年の8月13日だという。
知らなかったとはいえ、なんと1年以上も遅れてのお悔やみの挨拶となる。

昨年の8月というと・・・・
ちょうど私が会社を廃業をしようと決意した頃だ。
落ち着いたらフィリピンへ行ってエルニーに会って報告しようと思っていた。
「え〜どうしたんですかぁ〜これからどうするんですかぁ〜」って言うだろうなぁ〜
などとニヤニヤして想像していたのだが、彼のその声を聞くことは永遠に出来ない。
なんとも哀しい。
昨年の11月には団体旅行でフィリピンに来ていたが、この時にはエルニーには連絡をしなかった。
団体行動だからということで個人的な行動は遠慮していたのだが・・・・
もし、この時電話していたら大変なことになっていただろう。
私は多分パニックに陥っていたに違いない。

今日はマニラに泊まるだけ。
いつもとは違ってのんびりとした旅の初日である。

日本円を両替。
4万円を両替したら1万6600ペソ。
1ペソ2円40銭という感じか?
まぁ〜2円ぐらいで考えておくか。


 


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