中京郵便局旧庁舎

(現:中京郵便局)

京都府京都市中京区三条通東洞院東入菱屋町30番地


中京郵便局旧庁舎 平成19年3月16日

中京郵便局旧庁舎外観

中京なかぎょう郵便局の旧庁舎は、京都郵便電信局として、逓信省営繕課の吉井茂則・三橋四郎の設計、同小泉鉄也の監督のもと安藤組の施工により、明治35年(1902)8月に竣工した。
ネオルネッサンス様式のこの旧庁舎は、当時の代表的郵便局で、日本の近代建築史においても重要な位置を占める作品であった。
昭和51年3月から同53年4月に中京郵便局の改築が行われたが、このとき旧庁舎の南面及び東西側面の一部の外壁と屋根が保存された。
中京郵便局は、近代京都における経済の中心地であった三条通に位置し、旧庁舎の外観は当時の雰囲気をよく伝えている。
またその意匠は優れたもので、三条通の景観保存にも寄与しており、昭和61年6月2日、京都市登録有形文化財に登録された。

京都市

(説明板より)

中京郵便局旧庁舎
中京郵便局沿革史
明治 4年 1871年 近代郵便制度の発展と共に西京郵便役所を開設
明治 7年 1874年 三条通東洞院菱屋町(現在地)へ移転
明治 8年 1875年 京都郵便局と改称
明治12年 1879年 新局舎の建設、洋風木造二階建
明治20年 1887年 京都郵便局と京都電信局が合併され、京都郵便電信局となる
明治32年 1899年 2月失火、全焼
高倉通姉小路角に移転
明治33年 1900年 現在地に新局舎工事着手し、明治35年8月に竣工
明治36年 1903年 京都電話交換局と合併し、京都郵便局と改称
昭和24年 1949年 中京郵便局と改称
昭和49年 1974年 新局舎建設のため、中京区西ノ京星池町に移転
昭和51年 1976年 レンガ造の外壁を現状保存したまま新築工事に着手し、昭和53年3月に竣工

局舎概要

構造:鉄筋コンクリート造(一部鉄骨鉄筋コンクリー造)地下1階、地上3階建。
延床面積:9700u
保存外壁:三条通側レンガ壁全面
       東洞院通側レンガ壁3分の2
       東側レンガ壁3分の1
       屋根廻りは復元再生

(掲示板より)


 (関連商品のご紹介)



 トップページに戻る   博物館のリストに戻る

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送