奈良県護国神社

奈良県奈良市古市町1984番地


奈良県護国神社 平成19年4月10日

御祭神

明治維新以来大東亜戦争までの間、国難に殉ぜられた奈良県ゆかりの軍人・軍属・従軍看護婦御英霊29,243柱。
満蒙開拓団青少年義勇軍殉難者、県下消防団員、ビルマの塔鎮祭者。

奈良県では当初奈良市飛火野の浄地に祭壇を設け、明治維新以来の国家民族のため戦歿された御英霊を招魂して慰霊祭を斎行していたが、昭和14年6月県下ゆかりの御英霊の鎮魂と、その偉勲を後世に伝えるため、護国神社建設奉賛会が組織された。
万葉の故地であり、大和盆地が一望されるこの景勝の地(約1万5千坪)に、昭和17年9月、全県民挙げての奉仕により荘厳なる社殿が創建された。
同年10月13日奈良県護国神社と称せられ、同月22日に御鎮座祭を斎行、3千柱の御祭神が祭祀された。
その頃より大東亜戦争の戦局は一段と苛烈なものとなり戦歿者は日を追って増加、合祀祭神は年毎に増えていった。
その戦歿地は厳寒の大陸そして灼熱の南の島と全戦線にわたっている。
奈良県護国神社では、これら戦歿英霊の「みたま」安かれと、日々祭祀を厳修し、御神徳発揚に務めている。

(奈良県護国神社発行『高円叢書』より)

奈良県護国神社入口




奈良県護国神社入口






(平成19年4月10日)
石段



石段







(平成19年4月10日)
奈良県護国神社




奈良県護国神社






(平成19年4月10日)
社殿




社殿






(平成19年4月10日)

勅諭御下賜50年記念碑



『勅諭御下賜五十年記念』碑







(平成19年4月10日)

碑文

聖訓

一 軍人ハ忠節を盡すを本分とすへし
一 軍人ハ禮儀を正くすへし
一 軍人ハ武勇を尚ふへし
一 軍人ハ信義を重んすへし
一 軍人ハ質素を旨とすへし

帝國在郷軍人會會長 陸軍大将 鈴木荘六 謹書

戦没者慰霊塔




戦歿者慰霊塔






(平成19年4月10日)

碑文

明治建軍以来日本民族の発展と国家の隆盛を祈念しつつ日夜軍務に精進し生を捨て義をとる崇高なる犠牲的精神また旺盛なる責任観念と不橈不屈の精神力を陶冶し日清日露の両戦役をはじめ幾多の危機に国家のため挺身してその難に当たる
ことに第二次世界大戦においては世界列強の包囲に抗し南方諸民族を解放独立せしめんと炎熱身を灼く大陸の山野に酷寒肌をも凍らす北辺に怒涛うず巻く南海に各地で奮戦日本精神に生き悠久の大義に殉ぜんと後に続くを信じつつ御国のため雄々しく散華せらる
この至誠至純の精神こそ何よりも尊いものであり今日この日本の平和と繁栄をもたらしたのはその血潮の結晶のたまものであり千載青史に銘記すべきである
ここに建軍以来の奈良県出身陸海軍戦歿者2万9千110柱の御霊を顕彰するとともにその遺勲を末永く後世に伝えんがため県内外有志1万3千余名のご芳志と8百余名の建設委員の尽力によりこの慰霊塔を建立す
願わくは在天の諸英霊安らかにこの高円の丘に鎮まり給いて永久に世界平和と国家の隆盛にご加護あらんことを

昭和52年10月吉日
奈良県出身陸海軍戦歿者合同慰霊塔
建設委員会

母の像




母の像






(平成19年4月10日)

ビルマの塔
拓魂の碑



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