日朝 にっちょう

応永29年1月5日(1422年1月27日)〜明応9年6月25日(1500年7月21日)


号は行学院。
幼時に一乗坊日出に師事し、比叡山や奈良に遊学して天台など諸宗の教学を究めた。
寛正3年(1462年)身延山久遠くおん寺11世の貫主となる。
以後、37年間の在任中に西谷から現在地への伽藍の移転・整備や、法制・組織の制定に尽力。
日蓮遺文を収集し、その注釈書『御書見聞』や日蓮の伝記『元祖化導記』を著した。


日朝堂



日朝堂
(東京都大田区池上1−1−1・池上本門寺)





(平成20年5月19日)

日朝上人略縁起

当堂(日朝堂)は常唱堂ともいい大曼荼羅御本尊と共に眼病救護の行学院日朝上人をおまつりいたしております
日朝上人は応永29年(1422)伊豆宇佐美でご誕生になり8才で出家され苦修錬行 昼夜常精進の行学修行を続けられました
学徳兼備の誉れ高く 41才の時 身延山第11世法主となられ 現在の身延山久遠寺隆昌の基礎を築かれ 又 関東に布教しては新寺四十余ヶ寺を建立されました
御年61才の時 永年にわたる止暇断眠の苦行と教化ご精励の過労から両眼失明の厄に遭われましたが それを自らの不徳として懺悔し ますます不惜身命の精進を続けられましたところ 不思議の経力により眼病は全く快癒いたしました
御年67才の3月眼病消滅の御本尊をお書きになり なお一層教化と著述に(著書700余巻)専念され 明応9年(1500)79才を以てご遷化されました
当山では日朝上人の徳を讃え ご尊像を当堂にご安置いたしましたところ日を追って参詣者が多くなり 常にお題目を唱える道場として知られるようになりました

ご参詣の皆様も 法華経信仰のご縁と 日朝上人の学徳にふれて頂き ご一緒にお題目修行をいたしましょう

大祭 7月25日
ご縁日 毎月25日

(説明板より)




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