(ポートモレスビー〜マダン)
平成21年(2009年)3月1日・第2日目 |
朝食後、8時30分発の国内線でマダンに向かう。
パプアニューギニアの空港職員は気さくで明るい。
私がいつも行くフィリピンのマニラ空港の職員とは大違い。
彼らのような陰険さや狡猾さがない。
視線が合えば気軽に挨拶をするというのはこの国の慣習らしい。
「ハロ〜」「ヨッ!」「オッ!」・・・ってなもんである。
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マダンへ向かう飛行機はプロペラ機 |
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機内は狭いが一応スチュワーデスが乗っていた。 |
ポートモレスビーからマダンまでは約1時間15分程度の飛行。
外の景色を楽しみたいが、睡眠不足で眠くて仕方ない。
睡魔と闘いながら外の景色を撮影する。
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ポートモレスビー上空 | ポートモレスビーのフェアサックス港上空 |
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途中の景色・・・・ 河口から茶色の水が流れて出しているように見える。 山林の伐採による土砂が流れ出しているのだろうか? サンゴ海に面した海岸線を北西に上る。 |
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途中から北東に向かい、どうやら島を横切って向こう側に行くようだ。 眼下に見えるのはジャングルの山々・・・・ |
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真ん中の島が、ビスマーク海に浮かぶビルビル島 間もなくマダンに到着である。 |
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マダン上空 |
マダンには入り江が多い。
なるほど・・・これだから、ここに日本軍は舟艇による輸送基地を設けたわけだ。
マダンは日本軍の一大物資揚陸基地であった。
より大きな地図で マダン空港 を表示
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午前10時、マダン空港に到着。 |
マダン空港はターミナルビル・・・・って言うより、「倉庫」っていう感じ?(笑)
で・・・荷物はターンテーブルから出てくるわけじゃない。
木製のテーブルに人力で乗せて引き渡すのだから笑ってしまう。
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これがマダンの空港ターミナルビル!(笑) |
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荷物が渡されるのを待つ人々 ターンテーブルなんて無い。 飛行機から荷物を持ってきて、ポンと木製のテーブルに置くだけ。 |
空港の外に出て、迎えのガイドを待つが、それらしき人が見当たらない。
普通は我々の名前を書いたプラカードでも持って立っているのが普通なのだが・・・・
そういう人が見当たらない!
そのうち乗客が次々と迎えの車に乗って去って行く・・・・・
あれ?
置き去りにされたか?(汗)
それじゃなくても、乗客の数は少ないのだから・・・・
ポツ〜ン・・・と佇む我々は目立つ。(笑)
しばらくして、一人の現地人が恐る恐る近づいてきた・・・・・
「何?何の用?」
何かボソボソと言っているのだが聞き取れない。
しばらく片言の英語でやり取りしていて、ようやくその人がホテルから迎えにきた運転手だったことがわかった。
あのね・・・・
このクソ暑い中・・・・さんざん待たせやがってぇ〜(笑)
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迎えに来たホテルの車。 後ろにくっ付いてるのはカーゴ車。 これにスーツケースなどの荷物を入れて運ぶらしい。 |
車に乗って・・・
さぁ!ホテルへ!
・・・・と思ったら、ドライバーがどこかに行ってしまった。
しかもエンジンをかけずに行ってしまったので、車内はエアコンが効かず、暑いのなんのって・・・・
この飛行機に我々の他に日本人と思われる中年のアベックが一組乗っていた。
もしかして、彼等も同じホテルじゃないかと思ったら、やっぱりそうだった。
ドライバーはその2人が自分のホテルの客だということに気づくのに手間取り、我々はしばらくの間、暑い車の中で待たされるはめとなったのである。
ちょっと見りゃ、日本人じゃないのかなぁ〜ってわかるだろうに・・・・
他の人はみんな真黒なんだから・・・(笑)
名前を書いたカードを持って立つとか、日本人の我々に他の日本人に声をかけてくれって言ってくれれば、もっと早く解決するのにねぇ〜(笑)
“外国人”に声をかけるのが苦手という人が迎えに来たんじゃダメじゃん!(笑)
ようやくアベックも乗り込み・・・・送迎車でホテルに向かう。
10時40分、ホテルに到着。
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MADANG RESORT HOTEL マダン・リゾート・ホテル |
ホテルの日本人女性スタッフがチェックインを手伝ってくれた。
が・・・本業はダイビングのガイドらしい。
この人・・・・“やよい”さんは、このホテルのダイビングショップの責任者で、在住8年とのこと。
日本を出発する前、このホテルのダイビングショップに戦跡に詳しい日本人女性がいるので、相談してみるといいと旅行社から言われていた。
果たして会えるかどうかと心配していたが、まさかロビーで待っていてくれていたとは・・・・
いやぁ〜助かった。
早速、昼食時に我々の打ち合わせに協力してくれるようお願いする。
コテージ風の部屋に荷物を運び込み、部屋で一休みしてからホテルのレストランへ行き昼食をとる。
昼食を食べながら先生と今日の午後と明日の予定の打ち合わせと確認を行なう。
我々はマダンには2日しか滞在しない。
問題は明日・・・・
午前中がビルビル村見学やバレク自然公園、午後はボートでマダン湾めぐり・・・となっている。
何これ?
先生が「何だろうこれ?戦跡じゃないですよね?何ですか?これは?」と私に尋ねるのである。
私に尋ねられてもねぇ〜(笑)
そもそも先生が旅行社と旅程を打ち合わせた後に私がこの旅行に便乗することになったのだから、私が知るわけがない。(笑)
打ち合わせに加わってもらった“やよい”さんからも「2日間私がガイドをするっていう話になっているんですか?」と尋ねられる。
「いや、いや、ただ相談してみたら?と言われただけですよ。ガイドは英語を話す人だとかって聞いていましたけど・・・・」
しかし・・・・それらしきガイドはここにいないのである。
どうやら東京の旅行社からちゃんと連絡が現地に伝わっていないらしい。
我々のガイドをしてくれる人は一体誰なの???
結局、彼女が自分のスケジュールを調整して2日間我々に付き合ってくれることになった。
いやぁ〜助かったぁ〜申し訳ない!
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