オーストラリアへ行けって?

(ポートモレスビー〜ケアンズ〜成田)


平成21年(2009年)3月8日・第9日目

午前6時半・・・・旅行社の送迎車で空港へ・・・・
今からオーストラリアのケアンズへ行き、ケアンズからJALに乗り換えて成田に向かってくれとのこと。
ん?
オーストラリア?
それじゃ、日本からドンドン離れてしまっているんですけど・・・・(笑)
しかし、このルートが一番早く日本へ帰れるルートらしい。
試しに、この航空会社の指定したルートを断って、別のルートで帰国を希望したらどうなるのかと尋ねたら・・・・・
その時はすべての経費は自分で負担してくれとのこと。
航空会社の指定どおりに動くなら全額航空会社が負担するという。
はい!了解!御指示に従います!!(笑)

チェックインカウンター前に並んでいたら、やたらと私を見てニコニコしているパプアニューギニア人の“オヤジ”がいる。
何だろうと思っていたら、日本語で声をかけてきた。
日本語が上手ですねと褒めたら、少し日本語を勉強しているという。
で・・・日本のどこに住んでいるのかとか、やたらと質問攻め・・・・
しまいには連絡先を教えてくれという。
なんで教えなきゃならんのかね〜(笑)
でも、日本語の会話はそこまで。
彼もそれ以上は日本語では無理らしい。(笑)
その後は、英語での会話となる。
あ〜英語が苦手なのに・・・・・
簡単な会話が日本語で、難しい会話は英語・・・・
私としては簡単な方を英語にしてもらって、難しい話は日本語の方が助かるのだが・・・(笑)
世の中、そうはうまくはいかない。
彼の話では、自分が住んでいる島には日本軍の難破船もあるし、日本軍の戦跡もあるので、今度はぜひ自分の島に来てもらいたいとのこと。
いつか機会があったら・・・・ということで別れる。
で・・・・“先生”・・・・
「今の人・・・知り合い?」
「いえ、知らない人ですけど・・・・」
「親しそうに話をしていたから知り合いかなと思った」
「あのですね・・・私は初めてパプアニューギニアに来たんですから、知り合いがいるわけないでしょ?」
「え?あ〜そう?・・・パプアニューギニアは初めてなの?」
「・・・・・・」
あのね・・・今頃、何を言っているんだろうか・・・・“先生”は・・・・(笑)

ケアンズ空港


より大きな地図で ケアンズ国際空港 を表示

飛行時間1時間半ぐらいでケアンズに到着。
ここで成田行きに乗り継ぐのだそうだが・・・・
待ち時間が4時間近くある。
あらら・・・・こりゃ、時間をつぶすのに苦労しそうだ。
“先生”は「これからどうなるんだ?どこから飛行機に乗るんだ?」と大騒ぎ。
「あのぉ〜まだ朝早いので、午後の便の搭乗案内なんて出ていませんから、ギリギリまでこのあたりで時間をつぶしてましょうよ」となだめる。(笑)
で・・・・そのうち・・・“先生”はお土産屋さんなどをウロウロしていたようだが、そのうちどこかへ消えてしまった。(笑)

さて・・・私は・・・まずタバコが吸える場所を探さねば!(笑)
無性にタバコが吸いたい!(笑)
ようやくターミナルの隅っこにある喫煙所を見つけて喫煙。
そこへオーストラリア人がやってきて・・・「火を貸してくれ」と言ってきた。
火を貸してあげたことがきっかけで会話となるが・・・正直言って迷惑な話である。(笑)
私は英語が苦手なんだってば!
マダンやラバウルの戦跡を巡って来たという話をしたところ、彼は今からポートモレスビーへ行って、それからラバウルへ行くという。
で・・・ニューギニアの他の戦跡について話をしてくれたのだが・・・・
その時、彼が「昔は俺達は戦っていたんだよね」と言ったので・・・・
「そうだ!お前は敵だ!」と言ってやったら、彼が驚いた顔で「今じゃ仲良しじゃないか〜」と言う。
ムフフ・・・そうそう恨みを忘れるわけにはいかんぞ。
馬場中将を無実の罪で処刑したのはお前たちオーストラリア人だからな!(笑)
敵だ、敵だ、と、彼を散々驚かしてやって大笑い。
話は学校での歴史教育の話になる・・・・あぁ〜まずい・・・・話が難しくなっていく・・・・(笑)
「日本では“サムライ”の時代のことは教えるが、そのあとの近代史・現代史に関しては全くといいほど教えていない」と話したところ・・・・なぜか意気投合!(笑)
「現在の歴史教育はお粗末である!歴史教育はしっかりやらねばならない!」と大いにに意見が合ってしまった。
しかし・・・・調子に乗ったのがいけなかった。
更に話は専門分野に入りだしてしまったのである。
まずい・・・勘弁してくれ・・・俺は英語が苦手なんだってば!(笑)
10分以上英語を話したり聴いたりしていると私の思考回路が“フリーズ”してしまうのだ・・・・
頭がオーバーヒートして・・・・だんだんシドロモドロになってくるのだ。
逃げよう!(笑)
ここは逃げたほうがいい!(大笑)
飛行機に間に合わなくなりそうなふりをして・・・・そそくさと彼に別れを告げて喫煙所を飛び出す。(笑)

試してみたら、ケアンズは携帯のメールが使えるようなので、妹にメールを送って無事を連絡する。
妹の話では、昨日旅行社から私がマニラに向かったと連絡があったとのこと。
まさかオーストラリアに行ったとは・・・と呆れていた。(笑)
あれ?
その後の変更の話は届いていなかったようである。
旅行中の緊急連絡先は妹の所にしておいた。
これは留守番中の親父に連絡が入っても親父は何が何だか理解出来ないと思ってのことだが・・・
思ったとおり、妹から電話があったとき、親父は気が動転したとか。(笑)
「あのね、お兄ちゃんの飛行機がね・・・・・」
「堕ちたのか!死んだのか?死んだんだな?死んだか〜!」
「最後までちゃんと聞きなさいよ!」
大笑いである!
やっぱり妹を緊急連絡先にしておいてよかった。
旅行先から親父に直接連絡が行っていたら・・・・多分、妹のところには私が死んだ話が伝わり・・・
私が帰宅した時には、家では葬式の準備をしていたかもしれない。(大笑)

読書をしながら時間をつぶして待っているうち、ようやく構内放送で日本人の名前が何人か呼ばれた。
我々の名前もその中に入っていたので何事かと早速カウンターに向かう。
どうも昨日のポートモレスビー発成田行きに乗れず、ここケアンズに回された日本人達が呼び出されたらしい。
その殆どは、だらしない恰好をしたサーファーらしき、どこから見ても“半端者”としか見えない日本人の青年たちである。
あ〜あ〜こんな連中と一緒に日本に帰るのかよ〜
・・・・と思ったら・・・・
彼らはJALからカンタス航空へ変更とのこと。
ラッキ〜!
“薄汚ねぇ”連中と一緒じゃない!!(笑)
ところが、それを後ろに並んで聞いていた“先生”・・・・
「ええっ!JALじゃないんですか!カンタス?また変更ですか!参ったなぁ!」と大声で騒ぎだした!
「あのね・・・・先生・・・・それ・・・前に並んでいる連中のことでしょ?我々とは関係ないでしょ?」
「エッ・・・」
「余計な事を言わず黙っていてくださいよ。我々のことじゃないんだから!」
「あ・・・そう・・・」
もう恥ずかしいったらありゃしない。(笑)

今度は我々の番が来た。
「帰国が1日遅れてしまいましたが大丈夫ですか?」と日本人の女性職員に尋ねられたが・・・・
「今更、大丈夫ですかって言われてもねぇ〜(笑)」
「そうですよねぇ〜(笑)」
彼女も、我々“紳士”(?)には丁寧である。

今度は時間通り、無事にJALのコードシェア便に乗って成田に向かう。(大笑)

機内食

成田に到着後、先生はバス、拙者はスカイライナーで・・・・ということで、空港で別れる。
思わぬハプニングで帰国が1日遅れたが、とにかく帰って来たぞ!(笑)
最後はどうなるかという珍道中だったが、いい経験が出来た。
“先生”にも感謝、感謝である。

〜終わり〜



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