沢山保羅　さわやま・ぽうろ

嘉永４年/５年（１８５２年）〜明治２０年（１８８７年）

周防国生まれ。
幼名は馬之進。
明治３年（１８７０年）頃、神戸に行き、宣教師Ｄ．Ｃ．グリーンに英語を学んでアメリカに留学し受洗し、保羅に改名。
明治９年（１８７６年）、帰国。
翌年、自給独立の浪花なにわ公会を設立し、按手礼あんしゅれいを受け牧師に就任。
また、日本基督伝道会社設立を発議し、明治１１年（１８７８年）に実現する。
同年、梅本町公会・梅花女学校を自給で設立する。
外国からの援助を拒み、日本の教会を自給独立させる方針を唱えた。
明治２０年（１８８７年）肺結核のため、３６歳で死去。

「梅花女学校発祥の地」碑 （大阪市西区江戸堀・リーガ中之島イン） （平成２０年６月１８日）

梅花女学校発祥の地

明治１１年１月この地で大阪で初めての府知事認可による梅花女学校が創立者澤山保羅によって始められた
創立１２１年を記念してこの碑を建てる

平成９年１０月
学校法人　梅花学園

（碑文より）

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