輜重兵第１１６連隊

（通称号：嵐６２２７部隊）

動員完結時の編成は輓馬４中隊と馬廠。
中支派遣となり、主として揚子江岸中流地区の警備に付く。
昭和１８年、常徳作戦に参加。
昭和１９年、湘桂作戦・衡陽の攻略に参加。
その後、敵の反攻に遭い、やむなく宝慶地区に後退。
南京に転進しようとした時に同地で終戦を迎える。

『嵐第６２２７部隊　輜重兵第百十六聯隊顕彰之碑』 （京都市・京都霊山護国神社） （平成１６年４月２日）

碑文

聯隊は、昭和１３年５月京都深草で編成された輸送部隊である
民族や肉親へのひたぶるな愛情に燃えた兵士たちはもの言わぬ軍馬の献身に支えられて７年間の悲惨な戦いに耐えた
長江の流れ　アラカンの山　はるか遠い異境の地で　地と泥の戦場に散った我が友よ　再び帰らぬ　愛馬よ
きょう　生ける者真心をもって　深く諸英霊の鎮魂を祈り　戦友愛の象徴としてこの碑を建て　ここに永遠の平和を誓う
昭和４６年７月　嵐輜會建之

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