忠犬ジョン


忠犬ジョン像 平成16年5月30日

碑文

忠犬ジョンは資性怜悧にして能く番犬任を果し為めに主家をしてその守り堅きを誇らしめつつあったがその任に忠なる為にうかがうべき隙なきを憎みてか一夜農薬入りの食を与えし人あり
ジョンはその服毒の激痛に耐い夜の明くるを待ち怜悧にも己れの死期迫れるを知り未だに臥床中の主人の床に近づき告別の意を傅いて息断いたり
主人その死を憐れみ僧を招き厚く囘向し風光絶佳の此の地に懇ろに之を葬る
爾来今様花咲翁のそれの如く主家の幸運之より至る
之も忠犬の余念の存する為めならんと厚く讃ふ
以来當地に杖を曳く人名犬の死き憐れみこの墓地に詣ずる者多し
忠犬ジョンの勇姿に接する人には忠犬の守護あり
福運必ずその身に及ばん
意ある人迷ふ事なく来り詣でその加護を受けられん事を

主人敬白

忠犬ジョンの墓 忠犬ジョンの像
(茨城県北茨城市大津町・五浦岬公園)

公園の奥のほうの松林の中にポツンと建っておりました。
銅像(石像?)というより『お墓』というのが正しいようです。

訪問記

ぶらぶらと公園の中を歩いていて偶然に見つけた銅像です。
碑文を読んでみると、この犬が亡くなったのち、ご主人の家には幸運が訪れたそうです。
忠犬のおかげだということらしいのですが・・・
愛犬のために銅像のお墓を建てるくらいの心やさしい人だから幸運が来たのではないかと思うんですよね。
この忠犬のお墓に詣でると福運が身に及ぶらしいのですが、偶然立ち寄った私の場合はどうなるのだろうか?
何か良いことが起こるかな?・・・・・ワクワク

(平成16年5月30日訪問)



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