(昭君墓〜伊金霍洛旗)
平成19年10月16日・(第3日目・その2) |
10時45分、『召君墓』に別れを告げて、これから、皆が待つ“伊金霍洛旗(エジンホロキ)”に向かう。
ここからは、とにかく移動だけの一日。
車でわずか15分程度で砂漠地帯に突入!(笑)
砂漠! |
ガイドさんの話によると、ここは「ゴビ砂漠」の南の端だと言う。
そう言われても・・・「ゴビ砂漠」ってどこにあるのかわからない。(笑)
「ちょっと降りて写真でも撮りましょう!」
おお〜砂漠じゃ!砂漠じゃ!
砂は日本の砂とは大違い。
パウダー状なのである。
風紋がまた綺麗なんだよねぇ〜
しかし・・・このパウダー状の砂が「黄砂」として日本に影響を与えているんだから、そうそう喜んでもいられない。
午後2時。
“東勝(トウショウ)”という町に到着。
砂漠の中の町だが・・・
近代的なビルやアパートがいくつも建設中。
広い新しい道路が縦横に作られつつある巨大な住宅街。
「そろそろお昼にしましょう!」
ということで、出来たばかりのビルにあるレストランで食事をすることにする。
そういえば、中国に来てまだ1回も「お米のご飯」を食べていない。
粥か饅頭しか食べていない。
「ご飯をお願いします!」・・・・と頼んだら・・・
昼食 |
ゲゲッ!
何・・・この大盛り!(笑)
木の器に、こんもりとご飯が・・・・
写真の手前に写っているのが箸袋。
中には箸と濡れた「お手ふき」が入っているセットなのだが、驚いたことにタダではない。
このセットは1元(約15円)・・・・別料金なのである。
このお店は最近出来たばかりのお店らしい。
それにしても・・・箸のお金を取るとは驚きである。
箸は、どこにでもある割り箸なのだが・・・
魚料理 |
たまには魚も食べなきゃ・・・ねぇ〜
というわけで、カラリと揚げた魚にトロリと「あん」がかかっている、中華料理の定番のような魚料理を頼んだ。
しかし・・何かおかしい・・・
この「あん」・・・ナタデココや、マンゴー、サクランボなどが入っている!
ん?まさか・・・
一口食べて驚いた。
フルーツ缶詰に片栗粉でとろみをつけて魚にかけただけ。
甘いのなんのって・・・最悪!(笑)
新興中華料理は恐るべし!(笑)
午後3時20分、“伊金霍洛旗(エジンホロキ)”のホテルに到着。
到着時間が少々遅くなったので、他の団員は町に出ていて不在。
ここでガイドさんにこの2日間の別行動の費用を払いお別れ。
さて・・・どうしますか・・・
夕食の集合時間は5時半。
「昼寝でもしますか?」
「いや、少し散歩でもしよう。電動バスにも乗りたいし」と87歳。
お元気だなぁ〜疲れを知らないなぁ〜
こっちは車に乗っているだけでクタクタに疲れているのだが・・・
まさか「ご老人」を一人で散歩に行かせるわけにもいかぬので、同行する。
テクテクと町を散策。
途中で雑貨市場などを覗きながら1時間以上も歩く。
帰りは比留間さんご希望の「電動バス」で帰ることとする。
電動バス |
このバスは乗車賃は無料で、市内を循環している。
「電動バス」というよりゴルフ場の「電動カート」
12人乗りである。
「4路」と書かれているバスがホテルに戻るバスのはず。
「何で知ってるの?」
「ホテル近くのバス停に4路って書いてありましたから・・・」
「じゃぁ、あれは駄目なのかい?」
「あれは1路って書いてありますから、多分ホテルには行きませんよ」
始発のバス停で4路のバスの若い女性運転手に声をかける。
もちろん・・・日本語!(笑)
「このバスはホテルまで行きますか?発車時間は何時ですか?」
身振り手振りに腕時計を指さしながらの質問。
私も度胸が付いたもんだ。(笑)
しかし・・・彼女もさるものひっかくもの・・・
中国語で答えてくるんだからたいしたもんだ。
メモとボールペンを出して書いてくれって頼んでも書いてくれない。
私の腕時計の12の数字と4の数字を指して何か言っている。
比留間さんも心配そう。
(自分で乗りたいって言っていたくせに・・・・笑)
ここは自分の勘を頼るしかない。
「何だって?何時に出るって?」
「5時出発、5時20分ホテル到着です」
「そう言っているの?」
「わかりませんが・・・私の勘です!」(笑)
バスに乗って待つこと約10分で発車。
ほら・・・当たった!5時だ!
途中のバス停で見たことのある一団が・・・
あれ?
私の従兄達だ!
「乗って!乗って!」と声をかけ、2日ぶりの再会を果たす。
私の隣に座った若い女の子が何やら話しかけてきたのだが・・・
わからねぇって!中国語はわからねぇって!
そう日本語で言ってもひるむことなく中国語の攻撃!
「これ、隣の女の子たちに配ってあげて」と、今度私の母のお墓を作ってくれる石材店の神永さんから「のど飴」を渡される。
いや・・あのぉ・・この子達・・・知り合いじゃないんですけど・・・(笑)
飴をあげたもんだから更に会話はエスカレート。
中国語と日本語でかみ合うはずも無いのだが・・・何故か延々と「会話」が続く。
そうこうしているうちバスはホテル近くのバス停に・・・・
降りる時は「シャー!」と叫べば止まってくれるとガイドさんから聞いていたので叫んでみたのだが・・・止まってくれない!(笑)
ゲゲッ!
マズイ・・・・
バス停を通過して・・・何故かホテルの玄関前に・・・
乗る時は無愛想だった女性運転手がニコニコしながらホテルを指さしている。
あら?思ったより親切な人じゃない?
「そうそう!ここ、ここ、このホテル!」
「どうもねぇ〜ありがとね〜」
私は全て日本語である。(笑)
一緒に乗っていた女の子たちが中国語でキャーキャー言いながら笑顔で手を振ってくれる。
ん?
意外にも私はもてるのか?
あら・・・もしかして・・・私ががタイプなのか?
愛してるってか?(笑)
何を言っているのか分からないというのは便利である。
どうとでも解釈できちゃうからねぇ〜(笑)
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