関東軍第2独立守備隊独立守備歩兵第8大隊


鎮魂の碑

元関東軍第2独立守備歩兵第8大隊
鎮魂
元独立守備第8大隊中隊長
元陸軍少佐 従六位勲五等 濱田善之助

(愛知県幡豆郡三ヶ根山・比島観音霊場)



(平成17年4月3日)

碑の由来

独立守備歩兵第8大隊は昭和8年12月1日満洲大石橋に於て編成せられ関東軍隷下第2独立守備隊に属してその任地は吉林省東部の敦化 額■の両県にまたがり新京―図們に至る延々600粁に及ぶ国際線鉄道の守備と之に伴う沿線の治安維持 輸送 補給 連絡線の確保等に任ず
時恰も満洲事変最中にて治安極めて不安定な僻地に在って昼夜を別たざる兵匪の討滅に青春の情熱を傾け尽し身命を賭してこの名誉ある大任を完遂す
昭和19年3月大命を拝して転戦北千島占守島に上陸第91師団に編入せられ茲に独立守備歩兵第8大隊は創設以来10年5ヶ月に亘る光輝ある歴史に終焉を告ぐ
部隊は改編后独立歩兵第285大隊と命名せられ占守島の防衛に任じ翌20年5月軍命により本土防衛のため要衝津軽海峡の守りに就き本土防衛作戦中勅命により矛を収む
この間祖国郷党一門の弥栄を信じ戦陣に斃れた340余柱の英霊の加護のもと万死に一生を得た我等の荒廃焦土と化した祖国再建の悲願が漸く逹せられんとする今日僚友相寄り諸霊鎮魂と我等士魂統合の象徴として此の地を卜して碑を建立す

昭和60年4月吉日
正七位勲五等 手島大男 謹書

(副碑より)
※ ■はパソコンにない文字です。



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