旧北海道庁函館支庁庁舎

(北海道函館市元町12−18)


旧北海道庁函館支庁庁舎 平成22年5月25日

旧北海道庁函館支庁庁舎(北海道指定有形文化財)

旧北海道庁函館支庁庁舎は、明治42年(1909年)に建てられ、公園造成と合わせて昭和57年(1982年)に修復整備されたものです。
特徴のひとつに柱廊玄関があり、2階に張り出した屋根が柱頭飾り(コリント式)と中央部に膨らみのある(エンタシス風)巨大な4本の柱で支えられています。
明治末期の函館を伝えるこの洋風建築物は、北海道開拓の歴史上価値が高いことから、昭和60年(1985年)北海道有形文化財に指定されています。
現在は、1階を元町観光案内所として利用し、2階は「写真歴史館」として“北海道写真発祥の地 函館”の歴史を伝える貴重な写真機器や資料を展示しています。
また、ここ元町公園は、江戸時代には松前藩の藩所や箱館奉行所が、明治維新後は開拓使函館出張所や函館県庁函館区役所等が置かれ、常に行政府の中心となっていたところです。

函館市

(説明板より)

館内 館内

函館市写真歴史館

我が国最初の開港場として海外に門戸を開いた函館は、欧米各国からもたらされた様々な文化にいち早く触れ、それらを自らの生活に積極的に取り込み、発展させてきました。
写真もその一つで、同じく開港場であった横浜・長崎とともに、函館は日本の写真の礎として、今日の写真技術の発達に大きく関わってきました。
写真歴史館では、開港がもたらした「函館の写真文化」の歴史を、多くの方々に伝えていくこととしています。

(リーフレットより)

写真機 館内

【日本最古の写真】

嘉永7年(1854)のペリー日本遠征に同行した写真家ブラウンは、日本の風景や、ペリーを応接した3人の松前藩士も撮影され、各々に写真が贈られました。
写真歴史館では、幕末開港交渉という歴史上の重要な事象を裏付ける遺品として、また対外交渉及び写真史上最も貴重な資料のひとつ、日本最古の写真「銀板写真(石塚官蔵と従者)」(複製品)を、石塚官蔵が撮影時に着用していた裃(かみしも)や刀などとともに展示しています。
「銀板写真(石塚官蔵と従者)」については、平成18年6月、国の重要文化財(歴史資料の部)に指定されています。

【営業写真の開花】

ペリー艦隊によってもたらされた写真は、安政2年(1855)の箱館開港という近代日本の幕開けにより大きく開花しました。
箱館には、各国の領事館が置かれ、初代ロシア領事のゴシケーヴィチにより写真技術が伝えられました。
写真との初めての出会いから10年を経た元治元年(1864)には、箱館で北海道最初の営業写真師「木津幸吉」が誕生しました。
また、木津とともに写真技術を学び、北海道開拓当初の状況を写真に残した田本研造、東京を舞台に活躍した横山松三郎などの写真家達が、箱館から輩出されました。
写真歴史館では、これら箱館で繰り広げられた日本写真史の1ページ目を飾る様々な出来事を、貴重な資料により紹介しています。

(リーフレットより)




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