第18軍司令部跡

(アムロンヒル)


平成21年(2009年)3月2日・第3日目

午前5時頃目が覚め・・・・ベランダでタバコを吸っているうちに夜が明け始めた。
ん?
こりゃいいかも・・・・
急いで着替えてカメラを手に外に飛び出す。

夜明け 夜明け!
朝食 朝食

午前8時朝食・・・・
昨晩の夕食の時と同様、ここでもまた悩む。
とにかく何を頼めばいいのか・・・・
どこまでが旅費に含まれている食事内容なのかが分からない。(笑)
メニューを渡されるのはいいが・・・
メニューを見て適当に頼んで後で食事代を追加請求されたのでは堪らぬ。
こんなことで頭を悩ませるくらいなら最初から食事は別にしてくれていた方が分かりやすかった。
「食事付き」も迷惑千番である。

鳥 玄関前を闊歩していた頭がクジャクのような鳥・・・・
これ、何ていう鳥なんだろ?
玄関前のモニュメント?

“やよい”さんが9時過ぎならば時間を空けられるというので、9時まで待機して戦跡訪問の案内をお願いする。
旅行社の日程表ではビルビル村とバレク自然公園に行くことになっていたが、すべてキャンセル。
彼女の案内で戦跡巡りをすることにする。

ガジュマルの並木 ガジュマルの並木

まず、最初に行ったのが、ホテルの近くの「マシンガンビーチ」と呼ばれる海岸。
「マシンガン」という名が付いているが、実際にここにあるのは海軍の野戦高射砲である。
この海岸一帯には野戦高射砲部隊、野戦機関砲部隊、照空部隊などが配置されていた。
が・・・・少なくとも現在見られるものは、この野戦高射砲1門だけのようである。

高射砲はかなり錆びていたが・・・・
辛うじて、「八八式七糎・・・・」と「昭和十一年製」の文字が読み取れた。
マシンガン・ビーチ

時刻は午前10時、昨日に引き続きアレキシスハーフェン方面に向かう。
で・・・正確な場所なのだが・・・これがさっぱりわからない。(笑)
現地の地図も入手し、GPSも持参してきたが・・・・・
地図の緯度経度とGPSが整合しないのである。
北半球と南半球では何かが違うのか?
地図に記載されている数値と線は緯度経度を表わしているではないのか?
知識がないというのはなんとも困ったものである。
基本的な問題・・・・外国製の地図の読み方が分からない!(笑)
GPSで緯度経度がわかっても地図上のどこにいるのかがわからない!
結局・・・・GPSは使い物にならず無用の長物と化す。(笑)

昨日とは別の入り江に向かう。
ここに野戦高射砲の残骸が3門残っていた。
更に牽引式の砲架らしきものが近くの草むらの中に埋もれて残っていたのには驚く。
これはお宝だ!(マニアックだよな・・・笑)
昨日同様、ここの土地の持主の案内で見学する。

高射砲の残骸 高射砲の残骸(1)
高射砲の残骸 高射砲の残骸(2)
高射砲の残骸 高射砲の残骸(3)
砲架(?)の残骸 砲架(?)の残骸
周囲の景色

 入り江の村

ここに日本軍が駐屯していたという。
どこの部隊かは不明。
高射砲部隊なのか船舶工兵部隊なのか・・・・

カヌー カヌー

ちょうどカヌーに乗った“おばちゃん”(もしかして若い娘さんだったかもしれないが・・・)を見かけたので、バチバチと写真を撮ったら慌ててUターンして逃げて行った!(笑)
いやぁ〜申し訳ないことをしてしまったぁ〜
いきなりカメラを向けられて、さぞかし驚いただろう。
本当に申し訳ない!

約1時間ほどこのあたりで時間を費やしてしまった。
時刻は11時半。
次に向かったのは、車で約20分ほど離れた所にあるアムロンヒルという丘。
ここは昭和18年初頭から昭和19年半ばまで旧日本陸軍の第18軍司令部があった場所である。
軍司令官の安達二十三中将がここで指揮をとっていたと言われている。

アムロンヒル アムロンヒルの第18軍司令部跡

当時は、この丘の頂上にあった白人家屋を軍司令官官邸として使用していたが、今はその建物は残っていない。
現在丘の頂上に建てられているのは戦後の建物。
この丘に日本軍は「猛頭山」という名をつけていたという。
第18軍の通称号が「猛」なので、それで「猛頭山」と名付けたのかも?
周辺を散策してみたが、記念碑・慰霊碑または戦跡らしきものは何も見つからなかった。
ちょっとガッカリである。
唯一、爆弾で出来た穴と呼ばれている窪地を見つけたが・・・確証はない。
この高台の斜面には退避壕とかが掘られていたと思うのだが、斜面を下りて探すという気力はなかった。

ホテルを出発した時には曇り空で雨が降りそうな感じだったが、このころにはカラリ晴れて暑い!
寒暖計を持ってこなかったので正確な気温はわからないが、体感温度で38度ぐらいあるだろうか・・・
日なたに立っていると40度以上という感じがする。
とにかく暑い。

アムロンヒルから見た景色

この丘の頂上に、何種類もの花が植えられていたので、ついでに花の写真を撮る。
接写の練習!(笑)
と・・・・花に小さなカマキリが!
この小さなカマキリを写すっていうのが思ったより難しい。(笑)
ようやくピントが合って・・・・パチリ!

花の写真をたくさん撮ってみたが・・・
花の名前は全然知らない。
これじゃ資料的価値はないなぁ〜

で・・・・今度は蝶!
“やよい”さんの話では、この蝶は日本ではかなり高額な金額でマニアの中で取引されるのだとか・・・・
だから、この蝶を2〜3匹(正式な数え方は2〜3頭)、日本に持ち帰って売り飛ばすと、このニューギニアまでの旅費が軽く稼げるのだとか。
しかし、この蝶の国外への持ち出しは禁止であるという。
にもかかわらず、不逞な輩がこっそり日本に持ち帰るらしい。
とんでもない話である。(怒)
私の場合は・・・写真に撮って持ち帰ろう!(笑)
写真で採る(撮る)分には文句はあるまい?

蝶

名前は・・・知らない・・・

この蝶・・・・とにかく追いかけるのに苦労する。
羽を休めず、花に取り付いてもバタバタと羽ばたいていて、シャッターチャンスが掴みづらい。
こういう場合は連写モードに設定しておくべきだよなぁ〜
しかし・・・連写ってどう設定するんだろう?
今回の旅のため“江成先生”の指示で一眼レフのデジカメを購入して持ってきたのだが・・・・
初めて使うので、使い方がさっぱりわからないのだ。
いつもの小さなデジカメも持って来たので、それで写真を撮ると「戦跡という貴重なものをこんなカメラで撮ったんじゃダメだよ」と呆れられた。

童心に帰り、よくよく蝶を追いかけまわしてパチパチと写真を撮り・・・・・
なんとかまともに写せたのは、この1枚だけ。(笑)
クソ暑い中、よくやったものだと我ながら感心する。

気がついたら時刻は12時20分・・・・あっという間にお昼を過ぎていた。
蝶と遊び過ぎた・・・・(笑)
ホテルに戻って昼食をとることにする。


 


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