(ピサ・フィレンツェ)
平成18年(2006年)12月6日(水)・第3日目 |
朝食はバイキング。
混雑していたため母と一緒の席で食事をとることが出来なかったのだが・・・・
その時、他の参加者から「あのぉ〜別々の席でいいんですか?」と言われたので・・・・
母が「あ、いいんですよ。息子は別の席に座りますから・・・」
「え?息子さん?」
「ええ、息子ですけど・・・・」
「ええっ!息子さんだったんですか!」
ツアー参加者の間で、我々は“怪しげなカップル”という噂をしていたのだそうだ。
夫婦にしては奥さんのほうがかなり年上に見えるし・・・・
昨晩のモナコでは恥ずかし気もなくよくもまぁ〜手なんか繋いで歩いているし・・・・
それで、我々はかなり“怪しいカップル”だということで噂していたと言う。
親子だということが判明して・・・・
「うちの息子だったら石段踏み外しても絶対手なんか繋いでくれないわ。いい息子さんねぇ〜。羨ましい」なんて言われて、一転して“怪しい男”から“孝行息子”へと評価が高まった。(笑)
はぁ〜・・・・喜んでいいものやら・・・・
ホテルを出発 (ニース) 午前8時、ホテル(ベスト・ウエスタン・ナウチカ=Best Western Nautica)を出発。 午前8時だというのに外は薄暗い。 |
今日はツアーバスでイタリアのピサ(PISA)に向かう。
約5時間のバスの旅。
日本から同行した女性添乗員さんが持参してきたイタリアの音楽のテープを聞きながら・・・・
こういう心遣いは嬉しいねぇ。
フランスの2日間はお天気に恵まれたが、3日目の今日は霧と小雨。
大丈夫かね・・・・・フッと高速道路で事故でも起こされるのではないかと不安になる。
出発3時間後にドライブインで休憩 | ドライブインから見た高速道路 |
バスから見た景色 |
それにしても・・・フランスからイタリアに行くのに出入国審査ってないんだねぇ〜
高速道路を走っているうちイタリアに入っている。
ところで“ピサの斜塔”というのはどういう場所にあるのだろうか?
私のイメージでは、どこかの公園にポツンと建っているイメージなのだが・・・・
ピサのシャトルバス 広い駐車場でツアーバスを降り、シャトルバスに乗り換える。 |
シャトルバスの中 |
シャトルバスを降りて、土産物屋の並ぶ前を歩く。 いったいどこに“ピサの斜塔”があるのか・・・・ それにしても幸運なことに、それまでチラチラと降っていた雨もやんでくれた。 |
(ピサの斜塔)
おおっ!確かに傾いている!
ここで約1時間自由行動が与えられた。
時刻は1時、昼食は各自で摂って下さいとのことなので、近くを散策して食事場所を捜す。
BAR(バール)にて昼食 バールというカフェテラスみたいなところで昼食をとることにした。 お店の名前は『COCCIO BAR』 歩道に出してあるテーブルでお食事。 モデルは・・・・またもや私の母です!(笑) |
食事をし始めてから気が付いて慌てて写真を撮る。 絞りたてのオレンジジュースとコーヒーとパニーニ(サンドイッチ) レシートを見ると・・・・ VARIE 1.00 EURO(約159円) VARIE 2.50 EURO(約398円) どちらがいくらなのか憶えてないが・・・ 2人で7.00ユーロ(約1,113円)の昼食です。 あれ?コーヒーはいくらだったっけかなぁ〜 それにしても、このオレンジジュースとパンはおいしかったぁ〜 |
町の中からピサの斜塔の方を見る |
ピサの斜塔(Torre di Pisa) ピサ大聖堂の鐘楼で高さは地上55m |
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ピサは古代ローマ時代に海洋都市国家として地中海に君臨した歴史を持つという。
世界遺産の“ピサの斜塔”は1174年創建当時から地盤沈下で毎年少しづつ傾斜し続けた。
現在の傾斜角は約5.5度で、現在のところ傾斜は止まっているという。
斜塔には登ることが出来るようなのだが・・・・私も母も高所恐怖症。
登ろうなんて・・・・思うはずがない!
(ピサ大聖堂)
11世紀〜15世紀にかけて建てられた“ピサ大聖堂”はロマネスク様式の最高傑作といわれている。
フリータイム後、ツアー参加者が集合。
ここはスリが多いことで有名なそうだが、無事誰も被害には遭わずに済んだようだ。
今度は現地イタリア人ガイドの案内でピサ大聖堂内を見学する。
ピサ大聖堂内部 |
団体行動の見学を終えシャトルバス乗り場まで移動。
旅慣れていると思われる男性客1名と私の2名で列の最後尾を固める。
とにかくスリに対しては気は抜けない。
ツアーバスで約1時間半でフィレンツェに到着。
ホテルは町からかなり離れている郊外。
チェックインを済ませて一息ついたら食事のためまたツアーバスに乗って出かける。
途中で、革製品のお店に立ち寄り“お買い物”
私達は・・・・ケチですから・・・・何も買わず退屈な時間を過ごす。
夕食はフィレンツェの町の中にある“ボルゲーゼ宮殿”でのディナー。
バスは町の中までは入れないので、少し離れたところで降りてしばらく歩く。
先頭は添乗員さん、最後尾は旅慣れていると思われる男性客、私は列の真ん中辺りのガードに付く。
どうしても38名となると列が延びて途中が途切れてしまう可能性がある。
しかも夜・・・・・迷子になる可能性もある。
よって、私が真ん中辺りをガードすることにした。
宮殿ディナー 宮殿ディナーというから、かなり期待していたのだたが、思いっきり期待を裏切られた。 音楽あり、歌あり、踊りあり・・・・まではいいのだが、食事の合間に行われる出し物やゲームらしきものにお客を無理やり参加させるのである。 私も腕をつかまれて参加させられそうになったが、頑なに拒否! これでは、落ち着いて食事など出来ない。 全然上品な夕食会ではない。 居酒屋のノリである。 ここがショーパブっていうなら我慢も出来ようが・・・・ これにはがっかり。 これが1822年にボルゲーゼ公によって建設されたネオクラシック様式の宮殿で行われるディナーかね? 食事は間の抜けたタイミングで出してくる。 つまり・・・・遅い! しかも、扱いが雑! バタバタと投げ出すように食べ物の載った皿を置いていく。 まるで餌を与えられている感じ・・・・・不愉快極まりなし。 食事の味は・・・・勿論、美味しいわけがない!(笑) 宮殿ねぇ〜・・・・・バカバカしい。 |
ようやく期待はずれの夕食会を終え外に出る。
盛り上がって楽しかったとはしゃいでいるのはオバチャン達。
へぇ〜あれが楽しかったの?
外はいつの間にか雨・・・
カバンに折り畳み傘を2本入れておいたので、1本を母に、もう1本は傘を持っていない方に貸す。
私のコートはレインコート兼用(?)なので襟からフードを出してこれを被りバスまで歩く。
生憎の雨となってしまったが、日中の観光の時じゃなくて本当に良かった。
ホテルの部屋 まぁ〜シンプルと言えばシンプルな部屋です。 |
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