駆潜艇42号


【駆潜艇】

敵潜水艦を駆逐する小型艇が駆潜艇である。
しかし、海防艦のように航洋性はないので、遠くまでは行くことが出来ない。
海防艦より十数年も前から前進基地に配置されて港湾の防備に当たった。
海防艦の半分の大きさで、船団に同航するより、基地から潜水艦狩りに出撃する場合が多かった。
駆潜艇53号を除き、すべての艇が取り扱いの簡単なディーゼルを装備。
艦尾甲板には、爆雷投下軌条と爆雷投下器が並べられ、36個ずつの爆雷が搭載された。
簡素化のため、後マストは持っていない。
駆潜艇は敵潜水艦の頭上に迫るため、旋回半径が小さくなければならない。
そのため、長さを短くした太った船体になる。
水中聴音機の効率を高めるため吃水は深い。

【駆潜艇42号】

438トン、速力16ノット、1700馬力。
搭載している23号ディーゼルは重く速力は出ないが、信頼性があり、生産が容易なので採用された。
海防艦1号型や給糧艦「杵埼きねざき」型と同型のものである。
武装は8センチ高角砲1門。

(参考:『日本兵器総集』 月刊雑誌「丸」別冊 昭和52年発行)


大日本帝国海軍 軍艦超精密模型展
宮城県護国神社(平成21年11月9日訪問)
駆潜艇42号

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昭和20年8月の状態
女川防備戦隊所属

女川防備隊

昭和20年8月9日・10日の女川空襲の際には、女川港を母校として東京―北海道間の対空対潜警戒に当たっていた女川防備隊の艦艇が、英空母艦載機の攻撃により失われている。
同防備隊には海防艦や駆潜艇等小型の海軍艦艇の他、県内より徴用された民間の漁船等が所属しており、日々悪化する海上交通網の維持に全力で当たっていた。
尚、県内の徴用船の大部分は空襲当時、横須賀防備隊に所属変更となっていた為、幸い被害を免れることができた。

(説明板より)

駆潜艇40号

要目

基準排水量 438t
水線長 49m
最大巾 6.7m
馬力 1,700Hp
速力 16km
8cm高角砲 1基
13mm連装機銃 1基
25mm単装機銃 3基
爆雷 36基
22号レーダー 1基

海軍艦艇中、もっとも小型のもので、沿岸や港湾、水道を整備して、敵の潜水艦の来襲に備えるのを任務としたが、戦局の激化にともなって船団護衛にまで活躍した。
42号艇は昭和20年5月より三陸沖で活躍、横須賀で修理、同年8月9日女川湾でイギリス海軍機の攻撃を受けて大破・座礁。
そのまま終戦を迎えた。

(説明板より)




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