場違いでしょ?

(クラーク)


”カミカゼ”の記念碑に別れを告げて車で約10分でクラークフィールドの米空軍基地の中へ。
ん?何でこんなところに入るの?
現在ではフィリピンに返還されているようなんですが・・・・・基地は基地でしょ。
広大な基地の敷地内にはクラーク国際空港(米軍が使用しているらしい)とか、”特別経済区”があって工場などが建ち並んでいます。
この基地内の広い敷地を横目に見ながら車は走る!走る!
そのうち閑静な住宅街のようなところに入っていきました。
米軍の宿舎などがあったところ。今でも建物が建ち並んでいます。

すると・・・・
ホテルが見えてきた!
はぁ?ここに泊まるの?

旅行社は「ダウのホリディ・インを予約しておきました」と言っていたけど・・・・
ダウってここのこと?

クラークのホリディ・イン クラークの基地内にある”ホリディ・イン・リゾート”

五つ星の高級なホテルです。
一泊、日本円で12,000円以上します。

さあ、チェックインだ!
フロントに行ってビックリ!
なんと、ロビーには迷彩服を着た米軍人がゴロゴロ・・・・
私服を着てるのは私とドミンの2人だけ。

なんというホテルに来ちまったんだぁ〜
なんとも場違いな感じ。
落ちつかねぇ〜

フロントの女の子はネイティブスピーカー並の流暢な英語を話します。(当然でしょうが・・・)
もう少し下手くそな英語を話してくれないかなぁ。
緊張しちゃうんですよねぇ。

ここでデポジットを1,000ペソ(2,400円)払ってくれとのこと。
万が一のためだという。
”万が一”って・・・・
料金踏み倒したって、この広大な基地の敷地からどうやって逃げるの?
経済特区のゲートには警備員が4〜5人もいるしさ、そのゲートを出てから車で5分ぐらい走ってやっと基地のゲートだよ。そこにも警備員がいるしさ。

帰りには返してくれるというので1,000ペソを渡しました。

ドミンとはここでお別れ、彼らは例によって例の如く市内の安宿へ。
ヒェェ〜 私一人で基地内に軟禁状態かぁ?(笑)
プールやらテニスコートやらゴルフ場がある”リゾート”なんですけどね・・・
なんとも緊張して”リゾート”なんていう感じじゃありません。
米兵にとっては”リゾート”なんでしょうけど・・・・

ホテルは豪華ですけど場所的には不便な気がします。
町に遊びに行こうという人には不向きかも・・・・

ホテルの部屋 ホテルの部屋の内部です。

   


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