(スリガノゴン・ヘリテージセンター)
平成21年(2009年)10月25日 (第3日目) |
ホテルに戻って待機・・・・
しかし、やっぱり、なんとも釈然としないんだよなぁ〜
なんで、日本人グループと私を引き合わせるのを避けたんだろう?
で・・・お昼・・・・
ミス・リズリーが迎えに来てくれて、三宅さんが宿泊しているホテルに向かう。
ここでお昼をみんなと一緒に食べることになっている・・・・が・・・・
到着してみて・・・唖然・・・・
すでに、食事は終りに近い・・・・
「さぁ、どうぞ」と言われ、残り物をかき集めていただく・・・・
う〜ん・・・なんだろう・・・この待遇・・・・
日本だったら絶対にありえない待遇である。
残飯を食べさせられるとは・・・・
三宅さんは、これからダバオの自宅へ戻るという。
本来は午前10時頃、ここを出発予定だったが、お昼を一緒に・・・ということでお昼まで残った。
たぶん、ジュンさんたちは、旧知の三宅さんと水入らずで歓談したかったのだろう。
で・・・先に食事を始めていたに違いない。
まぁ、仕方がないか・・・こちらは初対面だし・・・役立たずの「日本代表」だし・・・(笑)
待遇が悪くても文句は言えないか・・・・
間もなくして、今から6時間〜8時間ほどかけて車で自宅へ戻るという三宅さんを見送る。
いやはや、三宅さんが来てくださったことで本当に助かった。
心強かった・・・・
ここで帰られちゃうと・・・・かなり心細くなるが・・・・(笑)
今までお付き合いいただいただけでも有難い。
感謝、感謝・・・・
間を取り持って下さった古沢さんにも感謝である。
で・・・これから、どうなるのかな?私は・・・・
ミス・リズリーの話では、「これからボートレースを見学します」とのこと。
ボートレース?そんなの予定に書いてないけど・・・・
「見学?」
「そうです」
「見学だけ?俺の役目は何かあるの?」
「知りません。たぶん何もないと思います」
「じゃぁ、見に行かなくてもいいんじゃない?」
「・・・・・」
「その後に、3時からアワード・セレモニーというのがあるけど、これ、俺は何か役割があるの?」
「さぁ・・・・」
「日本代表として何かを優勝者に渡す役割とか・・・そういうのがあるの?」
「さぁ、よくわかりませんけど・・・たぶん、そうじゃないかと思います」
「多分?」
「さぁ〜・・・・よく知りません」
参ったなぁ〜どうなってるんだろ?私のスケジュール管理・・・・
式次第では、盛りだくさんの企画が並んでいるが・・・・
詳細がわからない!
ジュンさんに尋ねても、要領を得ない・・・・・
俺は関係ないという顔をしている。
特に私が日本代表として何かをしなくちゃならないというなら参加するけど・・・・
この炎天下でボートレースを延々と2時間以上も見学するのは勘弁願いたい。
それより・・・ジュンさんの「スリガオノン・ヘリテージ・センター」を見学したいんですけど・・・・
ジュンさんは、なぜか、自分のセンターを見学してくれとは一言も言わないのである。
明日には帰るので、今日しか見学する時間はない。
で・・・ジュンさんに頼んでみたら、「今日は日曜日で閉館している」と言う。
ありゃぁ〜タイミングが悪い・・・・
しかし、職員を呼び出して鍵を開けてもらう手配をするから、見学してもいいと許可をくれた。
よし!
で・・・いつ?
「午後5時に迎えに行くから、ホテルで待っていてくれ」と言う。
またもや4時間も部屋で待つのか?(笑)
参ったぁ〜
ミス・リズリーが「午後3時からアワード・セレモニーなんですけど・・・」と言う。
だから・・・「それは、俺は何かの役割があるの?俺はそれに出なくちゃならないの?」
「わかりませんけど・・・」
「わからない?じゃ、いいんじゃないの?出なくても・・・(笑)」
ジュンさんが「あれは午後7時だか8時に変更になっている」と言う。
ミス・リズリーも知らない「予定変更」のようである。
本当かな?(笑)
私は誰の指示に従って動けばいいんだろうか?
ミス・リズリーは式典の詳細を知らないようだし・・・・
ジュンさんとミス・リズリーとで打ち合わせて私の行動を決めてくれと頼んだら、何やら二人の間でかなり険悪な言い争いとなってしまった。
あらら・・・二人に振ったのはマズかったか・・・・
ジュンさんが、とにかくホテルの部屋に戻れと言うので、ミス・リズリーにホテルまで送ってもらう。
彼女が憮然としているところをみると、かなりモメたらしい・・・
ホテルに帰ってきたが・・・・あまりにも暇なので・・・・お昼寝をすることにする。(笑)
午後5時、ジュンさんが自家用車で迎えに来てくれて、「スリガオノン・ヘリテージ・センター」へ向かう。
で・・・場所は・・・・
あれ?
昨日、ミス・リズリーに連れて行ってもらった港のすぐ脇ではないか!
あれぇ〜こんなことなら、昨日見学したのに・・・・
彼女は、このすぐ脇に「ヘリテージ・センター」があるって教えてくれなかったよなぁ〜
それとも、私が聞き洩らしていたのだろうか?
より大きな地図で ヘリテージ・センター を表示
スリガオノン・ヘリテージ・センター 鉱石の博物館・・・・ |
古沢さんから「小さな博物館ですよ」と教えていただいていたが・・・確かに小さい・・・(笑)
すでに、若い女子職員が鍵を開けて待っていてくれたが・・・・
ニコリともしない・・・・
そりゃそうだろう。
日曜日の休みだっていうのに突然呼び出されたんだから・・・・
「いやぁ〜ごめんねぇ〜」と謝ったが・・・・
「大丈夫です」って言いながら・・・顔は怒っていた・・・(笑)
本当に・・・ごめん!
中央の女性が「怒っている」女子職員(笑) |
館内には、いろいろな鉱物が展示されている。
当たり前の話なのだが・・・すべての名称は英語で書かれているので、何という石なのかさっぱりわからない。(笑)
ゴールド(金)、カッパー(銅)、クリスタル(水晶)・・・ぐらいはわかるけど・・・・
あとは・・・・さっぱり・・・・である。(笑)
スリガオ海峡海戦関係の展示では、日米の指揮官の写真が展示されていたが・・・・
たしか・・・西村中将と表示されている写真は、どう見ても島田海軍大臣のような気がする・・・(笑)
う〜ん・・・どこからこの写真を入手したんだろ?(笑)
スリガオ海峡海戦関係の展示品 |
あっという間に見学を終了・・・・(笑)
資料室で、ジュンさんと、おしゃべり。
以前、古沢さんから贈られた日本語の戦記本を見せてくれて、「この本は貴重な本なんだけど、日本語がわからないから読めない。古沢さんに翻訳を頼んであるので、楽しみに待っている」と言う。
たしか、そういう話も古沢さんから聞いていたが、なかなか翻訳が大変で遅々として進まないということだった。
さて・・・これといって話題がないから、会話が弾まない。(汗)
知識というのは重要である。
英語が話せるとか、話せないとか以前の問題である。
日本語での知識がなければ、会話にならない・・・・(笑)
と・・・・地球儀が目にとまった・・・・
そこで、フィリピン人のルーツについて私の知っている範囲で話をした。
「たしか、マレー半島からやってきて・・・一部がフィリピン、台湾へと北上し・・・一部がインドネシア、パプアニューギニア方面へ南下したんですよね?」
すると、「大まかにはそうだが、ルートは実はもっと細かく別れていてね・・・」と詳しく話をしてくれた。
なるほどねぇ〜
しかし・・・・会話はここまで・・・・
う〜ん・・・・話のネタがない!(笑)
参ったぁ〜
この博物館の入館料ってどうなっているんだろう?
ジュンさんは何も言わないが、入口の所に募金箱のようなものがあった。
たいしてペソ(フィリピンの通貨)を持ってきていなかったので、日本円で「寸志」を渡す。
マニラに行った時にでも両替してもらえれば・・・
「これは有難い。これで屋根の雨漏りが直せる」とジュンさん。
まぁ、何かのお役にたてていただければ、こちらとしても嬉しい。
いつのまにか、女性職員が現れた・・・・
イレネッタさんという方で、どうもここの館長か何かをしているらしい。
ジュンさんが館長かと思ったら彼はオーナーなのだそうで、実際は彼女が仕切っているようである。
その彼女は、博士号を持っている。
あら・・・すごい・・・
で・・・お土産を渡された・・・・(笑)
「古沢さんにも会うことがあるのなら、彼女にも渡して欲しい」と2人分。
いやぁ〜申し訳ないです!ありがとうございます!
「このあと、夕食を一緒に食べよう。7時に予約を入れてある」とジュンさん。
いやぁ〜ありがたいお話である。
で・・・・まだ時刻は6時前・・・・
夕食まで時間があるというので、ドライブに出かけるが・・・・
外は真っ暗・・・・・
どこかを見て回るっていっても・・・・真っ暗で見るところがない・・・・・
15分も走りまわったら・・・・行くところがない・・・・(笑)
ところで・・・7時に夕食って言っていたけど・・・・
あれ?その頃に「アワーディング・セレモニー」っていうのが開催されるんじゃなかったっけ?
もしかして・・・それに私が日本代表で参列しなくちゃならないんじゃないの?
そのことを尋ねたが・・・・
「別に出る必要はない。それはアメリカ人にでも任せればいい」というようなことを言われた。
(たぶん・・・そう言ったように聞こえた)
こういう微妙な発言をちゃんと聞き取れない(日本語に訳せない)から、参っちゃうんだよねぇ〜(笑)
そのうちに、あっという間に、レストランに到着!
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