斎藤弥九郎 さいとう・やくろう

寛政10年1月(1798年2月)〜明治4年10月24日(1871年12月6日)


越中国の農家に生まれ、神道無念流を修め、文政9年(1826年)、江戸飯田町に道場練兵館を構えた。
多くの門人を抱え、剣術では千葉周作や桃井春蔵とともに三傑と称される。
江川太郎左衛門英竜の下で代官手代を勤め、高島秋帆について西洋流砲術を学ぶ。
また、水戸弘道館で剣術指南を行なった。
維新後には会計官などに出仕。
長子新太郎も弥九郎を名乗り、講武所剣術師範などを勤めている。


練兵館跡



神道無念流 練兵館跡
(東京都・靖国神社内)





(平成19年1月11日)

幕末志士ゆかりの練兵館跡

この練兵館れんぺいかんは、神道無念流しんどうむねんりゅうの剣客 斉藤弥九郎さいとうやくろうにより、それまで俎まないた橋付近にあった練兵館が天保9年(1838年)の火事で類焼したため、この地に再建され、その後約30年間隆盛を誇った。
練兵館には高杉晋作、桂小五郎(木戸孝允)、品川弥二郎など幕末の志士が多数入門し、特に桂小五郎は剣の腕前も優れ、師範代もつとめている。
また、伊藤俊輔(伊藤博文)も出入りしていたといわれる。
なお、この練兵館は千葉周作(北辰一刀流)の玄武館、桃井春蔵(鏡新明智流)の士学館とともに、幕末三道場といわれている。

(説明板より)




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