寛政10年(1798年)〜明治3年10月12日(1870年11月5日)
幕末〜明治初期の国学者。
父は熊本藩士・林通英。
国学者・長瀬真幸まさきに入門。
家塾「原道館」を開く。
学風は儒・仏・兵・歌・医・国学・天文・地理・歴史など広範囲に及んだ。
本居宣長の影響を受けながら仏老を愛好し、その形而上学的傾向は尊王攘夷主義者のうちでも際立っていた。
神道の現世での興起を説き、神風連の思想的な祖師としても有名。
門下には宮部鼎蔵ていぞう・横井小楠・吉田松陰・真木和泉らがいる。
「原道館跡」の碑 (熊本県熊本市・千葉城公園) 昭和55年12月 百十年記念顕彰会建立 (平成23年2月7日) |
レリーフ
原道館げんどうかん跡
原道館は、幕末の肥後の一大思想家であり大学者でもある林桜園はやしおうえんの家塾です。
桜園は、寛政9年(1797)に下級藩士の家に生まれ、はじめ藩校時習館に入りましたが、のちに国学者長瀬真幸の門に入り、神道と国学を学びました。
とくに教育者としての活躍には目を見張るものがあり、天保8年(1837)この地に居を定めてから明治3年(1870)に没するまでの間、ここで一党一派を問わず1200名余の門弟を教育し、宗教家、政治家、学者、歌人、画家、楽人等、多方面の才能を咲かせました。
その中でも肥後勤王党、敬神党(神風連)の人々に強い影響を与え、幕末肥後の第一等の人傑と称えられています。
熊本市
(説明板より)
原道館跡 (熊本県熊本市・千葉城公園) (平成23年2月7日) |
千葉城公園(千葉城址) (熊本県熊本市中央区千葉城町2−7・NHK熊本放送局の下) (平成23年2月7日) |
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