山口県護国神社

山口県山口市大字宮野下1,932番


山口県護国神社 平成15年7月27日

由緒

山口県護国神社は日清戦争以降、山口県出身の殉国の英霊を慰霊するため、明治36年防長靖献会を設立して、以後毎春、現社地の南に隣接する桜畠練兵場で盛大な招魂祭を斎行したことに始まります。
昭和14年、招魂社制度が整備され、県内一円を崇敬者区域とする招魂社を創建することとなり、社殿の造営に着手、昭和16年8月に現社殿が竣工しました。
そして、ただちに内務大臣より山口県護国神社の指定を受け、同年11月26日、既に靖国神社の御祭神となられた山口県出身の御霊7,158柱を合祀し、翌27日に鎮座祭が斎行されました。
以来、幾多の事変、戦争で亡くなられた山口県出身の英霊を合祀し、慰霊の祭祀を厳修しています。

御祭神

日本の近代国家建設のはずみとなった嘉永6年(1853)のペリー提督率いるアメリカ軍艦の伊豆・下田への来航以降、多くの国事・事変・戦争で一身を国家に捧げられた山口県出身52,122柱の英霊をお祀りしています。(平成14年現在)
その多くは、先の大戦で殉じられた軍人・軍属ですが、その中には看護婦や動員学徒などの女性も含まれています。
また、幕末に維新回天の業に殉じた歴史に名を残す御祭神もお祀りされています。
吉田寅次郎(松陰)命 ◇久坂義助(玄瑞)命 ◇来島又兵衛命
大村益次郎命 ◇高杉晋作命 ◇月性命

御祭神戦歿別柱数

明治維新大業の前後 1,399柱
佐賀、熊本、福岡の乱 38柱
西南の役 483柱
日清戦争 327柱
北清事変 252柱
日露戦争 1,995柱
満洲事変 479柱
日華事変 5,909柱
大東亜戦争以後 41,195柱
殉職自衛官 45柱

(山口県護国神社のリーフレットより)


本殿・拝殿 本殿・拝殿

本殿:一間社流造銅板葺 昭和16年竣工 9坪
拝殿:入母屋造銅板葺 昭和16年竣工 22坪

鎮魂 歩兵第42連隊史刊行記念碑
永遠不滅の碑(歩兵第233連隊他)
少飛の碑
戦争裁判殉国烈士之碑
拓魂の碑


交通

JR山口線山口駅より2.8km タクシーで10分
JR山口線宮野駅より800m 徒歩で10分



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